4. 練りごま・甜麺醤不要で作れる!担々麺

ピリッと辛い担々麺を味噌で作るお手軽レシピ。通常、担々麺には練りごまを使いますが、こちらのレシピではすりごま・牛乳でコク出しをします。豆板醤・ラー油の量を増やせば、辛いものが好きな方も喜ぶ一杯に。

5. ジャージャー麺

暑い時期にもぴったりなジャージャー麺。本場のレシピでは甜麺醤で肉味噌の味付けをしますが、こちらのレシピでは赤味噌で代用します。細切りにしたきゅうりと錦糸卵をトッピングすれば、パッと明るいひと皿に。

豆板醤、コチュジャン、XO醬の違い

甜麺醤のほかに中華料理で使われる調味料として有名なのが、豆板醤、コチュジャン、XO醬です。では、この3種類の調味料がどういったものなのかをご存じですか?似ているけれど、まったく違うこれらの調味料のご紹介もしましょう。

豆板醤とは

豆板醤は大量の塩を入れ、そら豆と唐辛子を発酵させる中国四川省で発祥した調味料です。甜麺醤が中華甘味噌といわれるほど甘いのに対して、ひと舐めしただけでもピリピリと非常に辛く、四川料理に欠かせません。こちらも加熱することで香りがよくおいしさが増すため、炒め料理や煮込み料理にも使われ、麻婆豆腐や回鍋肉、担々麺など辛い料理に使用されます。

こちらも味噌で代用することができます。「唐辛子小さじ1と1/2杯+味噌大さじ1杯+ごま油小さじ1杯+しょうゆ小さじ1杯」の割合で作ってみましょう。豆板醬がないというときにはぜひ試してみてください。唐辛子の量は好みで調節できるのもいいですね。

コチュジャンとは

コチュジャンは、大豆と唐辛子をもち米麹で発酵させた、韓国が発祥の味噌系調味料です。コチュジャンは別名「唐辛子味噌」とも呼ばれていますが、豆板醬とは違い、辛みがありながらも甘みも感じられる甘辛で独特の味わいです。韓国ではあらゆる料理に利用されており、コチュジャンを使うだけでコクと辛みがプラスされた韓国料理に早変わりします。

こちらも手元にない場合は、「味噌大さじ1杯+ごま油小さじ1/2杯+しょうゆ小さじ1杯+砂糖小さじ1杯+唐辛子小さじ1杯」で代用できます。焼肉やビビンバなどに添えて、気軽に韓国料理を楽しんでみましょう。

XO醬とは

XO醬は、1980年後半に香港で生まれました。干しえび、干し貝柱、金華ハムなどの高級食材を使い、ラー油でピリリと辛みを効かせた、旨味たっぷりのペースト状の調味料です。

にんにくやしょうがも入っているので、加熱すると香りが立ち、炒め物に最適です。ほかにも、お粥、麺類や汁物の薬味として使ったり、チャーハンの隠し味にしたり、これだけを酒の肴として食べたりなど、どんな食材にも合う最高級の調味料といわれています。

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