ライター : wasante

ダイナミックなパスタ「カネロニ」

イタリアンレストランで目にするカネロニ。中にチーズや野菜などが詰められたオードブルや、たっぷりとソースやチーズをかけたグラタンは、おしゃれでとってもおいしそう。
マカロニのような形をしているのに、大きさは春巻きのようなジャンボサイズ。ダイナミックなビジュアルで、かなりインパクトがありますよね。

カネロニとは?

カネロニ(Cannelloni)というのは、イタリア語で「大きな葦」という意味。1907年頃にイタリアで、有名シェフのニコラ・フェデリコ(Nicola Federico)さんによって発明されたパスタ料理です。
筒状にして乾燥させた、カネロニとして売られているものを使ったり、パスタの生地を薄く伸ばして具を入れて、筒状にしたものを料理します。
イタリアでは、リコッタチーズやほうれん草、ひき肉などを詰め、ラザニアのようにトマトソースとベシャメルソースをかけて焼くのが一般的な食べ方のようです。
地方や国によっては、ラザニア生地を使ったり、クレープを使って筒状にしたものもカネロニと呼ばれているようですよ。

カネロニの基本レシピ

材料

カネロニを本格的に作るには、生パスタシートとベシャメルソースを用意。フィリングは、リコッタチーズとほうれん草、パルミジャーノ、卵黄、牛乳、塩、こしょう、ナツメグで作ります。

作り方

リコッタチーズを裏ごして、ゆでたほうれん草とパルミジャーノ、卵黄、塩、こしょう、ナツメグを混ぜ合わせます。四角くカットした生パスタシートにフィリングをのせ、くるくると丸めて筒状に。
バターを塗った耐熱容器にカネロニを敷き詰め、ベシャメルソース、パルミジャーノをかけてアルミホイルをかぶせたら、オーブンで焼いて出来上がりです。

「カネロニ仕立て」という調理法もある

「カネロニ仕立て」というのは筒状に巻かれた料理で、肉や魚を野菜で巻いたりする、ラップ状のおもてなし料理です。
こちらは、パスタの代わりにズッキーニをスライスして茹でたものを、茹でた鶏モモ肉に巻き付けてあるそうです。レストランのお料理みたいにおしゃれですね。
スモークサーモンでくるくる巻くのも素敵。パーティーのオードブルにもピッタリですね。中には、パプリカのピュレで作ったソースが詰まっています。
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