寝る前にコーヒーを飲むと太る?

太るしくみとして、摂取カロリーが消費するカロリーよりも多くなることで、余ったカロリーが体脂肪として蓄積されます。そのため、寝る前に飲むコーヒーだけが原因で太ることは考えにくいです。

しかし、22時以降はBMAL1というたんぱく質が多く分泌され、脂肪がつきやすくなるといわれています。摂り過ぎると肥満の原因になる糖質主体の砂糖は入れずに飲むのがおすすめです。(※8,9,10,11)

寝る前にコーヒーを飲むときのポイント

ポイント

  1. ホットで飲む
  2. ミルクをたっぷりと
  3. 眠る30分前に飲む
  4. ゆっくり時間をかけて飲む
  5. ブラックで飲まない
  6. コーヒーは100ml程度に

ホットで飲む

アイスコーヒーもおいしいけれど、より作用を得るためにはホットコーヒーを飲みましょう。キンキンに冷えたアイスコーヒーでは、体の中から冷える原因に。就寝前に冷たい水分を摂り過ぎるとトイレの回数が増えたり、睡眠の質が低下したりするおそれがあります。(※1)

ミルクをたっぷりと

寝る前のコーヒーには牛乳をたっぷり入れて、カフェオレで飲みましょう。牛乳には、心の安定を保つホルモン「セロトニン」の原料となるトリプトファンが豊富に含まれています。さらにカルシウムが交感神経の興奮を抑えるためリラックスでき、質のいい睡眠につながりますよ。(※12,13)

眠る30分前に飲む

仮に23時に寝るとしたら、その30分前の22時30分にコーヒーを飲むのがおすすめです。というのは、コーヒーに含まれるカフェインは、飲んでから早くて30分後には血中濃度が最大まで高まる、といわれているため。そして布団に入ったら、スマートフォンはいじらずそっと目を閉じましょう。(※14)

ゆっくり時間をかけて飲む

コーヒーを淹れたら、一気に飲み干さず、時間をかけてゆっくりと飲みましょう。コーヒーとミルクの香りや味わいを感じながら飲めば、気持ちを落ち着かせることができ、リラックス作用が望めます。(※3,13)
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