ライター : とも

子育てフードライター

注目しておきたい「ドライトマト」

ドライトマトは、紀元前の中東が起源といわれています。天日干しして保存性を高めたのがはじまりです。トマトは干すことでうま味が増すので、料理のだしにもぴったり。よいことづくしのドライトマトを活用してみましょう。

ドライトマトの栄養と効果効能

ドライトマトのカロリーは、100gあたり291kcal、生のミニトマトは30kcalです。栄養素については、乾燥させる過程でビタミンCは減ってしまいますが、そのほかのビタミンやミネラルは水分が蒸発して、凝縮されることで量が増えます。

とくに、トマトに含まれている「リコピン」という成分は、熱に強い特徴があります。そのため、トマトを乾燥させると約10倍に増加するとされています。

リコピンには、老化の原因となる「活性酸素」を除去し、肌を健康に保つはたらきがあります。また、血流をよくするはたらきや脂肪の増加を抑えるはたらきがあり、太りにくく健康な体づくりに役立ちます。(※1,2,3,4,5)

【パスタ】ドライトマトのレシピ5選

1. ドライトマトでペペロンチーノ

あらかじめ作っておいたドライトマトとにんにくやハーブのオイル漬けを使うパスタ。最初にドライトマトのオイル漬けとベーコンを炒めて、香りを引き出すのがポイントです。白ワインも加えて、爽やかな味わいに仕上げます。

2. ドライトマトとオイルサーディンのパスタ

オイルサーディンとドライトマトを使うと、お店で出てくるような本格的なパスタが楽しめます。スパゲッティを和える前に、具材とスパゲッティのゆで汁をよく混ぜて乳化させると、スパゲッティとオイルが絡んでおいしく作れますよ。

3. ドライトマトとたこのパスタ

ドライトマトのうま味と、蒸しだこのコリッとした食感が楽しいひと品。赤唐辛子のピリッとした風味がアクセントになりますよ。蒸しだこは炒めすぎると硬くなってしまうので注意してくださいね。

4. ドライトマトとしいたけのパスタ

パスタの具材に干ししいたけとドライトマトを使いましょう。ふたつの食材から出るだしがスパゲッティに絡んで絶品ですよ。肉や魚を入れなくても十分満足できるひと品。昆布茶で味付けする和風のレシピです。

編集部のおすすめ