ライター : wasante

今年キテるのは……草鍋⁉︎

仙台名物のせり鍋や、ブームが続いているパクチーを使った鍋、大阪で有名なえんやの「草鍋」や、永楽別館「葉鍋」など、野菜を主役に素材の味を楽しめるお鍋がキテいます! これまで、おしゃれなビンに彩りよく盛り付けられたメイソンジャーサラダや、花束のように華やかなブーケサラダ、ニンジンやダイコンを麺のように細くスライスしたベジヌードル、アンチョビソースをディップしていただくバーニャカウダなどのブームがありました。 野菜本来の味を堪能できる料理は、まだまだ人気継続中です。

草鍋ってなに?

野菜ブームの流れで、今季はInstagramなどのSNSを中心に、草鍋に注目が集まってきています。草鍋というのは、葉物野菜をメインにして、肉や魚を味わうお鍋。お鍋というと、お肉や魚介、練り製品などがメインで、野菜はどちらかというと、その引き立て役みたいなポジションですよね。 草鍋はその逆。おいしく野菜を味わうために、肉や魚を添えるというイメージのお鍋なんです。使われる野菜は、色が濃くて香りや食感が強いものが合うみたい。パクチーやせり、ニラ、クレソンなどを単品で入れたり、ミックスしてもOKです。

今年くる!? 草鍋3選

パクチー鍋

パクチーファンにはたまらない、パクチーを思う存分味わえるお鍋です。しゃぶしゃぶした豚肉で、パクチーをたっぷり巻いていただきます。 中野区にあるタイ屋台999(カオカオカオ)が、パクチー鍋ブームの火付け役。お店でパクチー鍋を注文すると、なんと1kgものパクチーが盛り付けられた、「伝説の激盛りパクチー鍋」が出てくるそうですよ。

せり鍋

せりの産地である仙台は、せり鍋でも有名です。普段せりを使うときには、根っこを切り落としますよね。仙台のせり鍋は、せりの根っこまできれいに洗って使います。まさに、せりを余すことなく味わい尽くせるお鍋です。

青菜鍋

青菜鍋は、春菊や水菜、チンゲン菜、小松菜、ほうれん草など、青い葉っぱをおいしくたくさん食べられるお鍋です。醤油やめんつゆで味付けした昆布だしに、薄切り豚ばら肉や鶏団子などを合わせて、しゃぶしゃぶのようにさっと煮ていただきます。 野菜の持ち味を活かすため、できるだけ新鮮な青菜を使うことがポイントです。

おいしい草鍋のお店3選

堺 本家草鍋 えんや の『草鍋』

青菜が大好きな店主が、たくさんの青菜をメインにしたお鍋を作りたいと考えて、試行錯誤しながら開発したお鍋が「草鍋」です。大量の野菜が最後までおいしく食べられる、秘伝スープでいただきます。 最初に野菜を楽しんだあとは、牛、豚、鶏の3種類の肉を入れて、すき焼き風に溶き卵を絡めて味わいます。最後にはシメの塩ラーメンも入れて、3度おいしさを満喫できるお鍋です。
【店舗情報】 ■店舗名:堺 本家草鍋 えんや ■最寄駅:阪堺電車「花田口駅」から歩いて5分 ■住所:堺市堺区櫛屋町東3-1-7 ■電話番号:072-227-6544 ■営業時間:17:00~24:00 ■定休日:無休 ■公式HP:http://gansoenya.com/

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