3つ全部言える? 意外と知らない「日本三大珍味」を調べてみた

世界三大珍味は知っていても、日本三大珍味は知らない方が多いのではないでしょうか。また「うるか」や「くちこ」といった、本当に珍しい日本の珍味は知る機会がないかもしれません。今回は「珍味」の意義から、覚えておくと博識になれる珍味までご紹介します。

2019年5月5日 更新

ライター : peridot99

和歌山紀南出身ライター

和歌山紀南出身webライター。青い海、緑がいっぱいの自然に囲まれた紀南地方には新鮮な魚介類や野菜など食材も豊富。和歌山の食の魅力をご紹介します。

日本三大珍味を知っていますか

「日本三大珍味はなんでしょう」と聞かれて、すぐに思い浮かびますか? う~ん。世界三大珍味はすぐに出てきますが、日本三大珍味といわれると、答えに困ってしまいますよね。 世界だけではなく、日本にも三大珍味と呼ばれている食べ物があります。今回は、そんな日本三大珍味についてご紹介!

日本三大珍味とは

日本三大珍味とはウニ・からすみ・このわたです。これは農林水産省が認めたもので、消費者相談のコーナーにも記載されています。しかし、農林水産省が公式に述べたものではありません。 一般的にウニ・からすみ・このわたが定着しているだけであって、日本三大珍味には諸説あり、ウニではなくくちこだという説もあります。

ウニ

三大珍味といわれるウニは、生ウニではなく塩ウニです。塩ウニとは、ウニの精巣や卵巣に塩を加えたもの。「汐ウニ」または「ウニ塩辛」と表記される場合もあります。 塩ウニの名産地は、越前国(福井県)。「越前雲丹」で、ピンとくる人もいるのではないでしょうか。福井県以外に、北海道や三陸でもウニ漁が盛んです。製造元によって、ウニの種類や使う部位、加工方法が違います。ウニが好きな人は、食べ比べてみるのもいいですね。

からすみ

からすみは、ボラの卵巣を塩漬けにし、天日で乾燥させたものです。中国・唐の時代の墨に形が似ていることから、そう名づけられました。 名産地は、長崎県の肥前国。長崎県野母崎半島で漁獲されたボラを使用してたたこともあり、「長崎野母の唐墨」と呼ばれる場合もあるのだとか。現在では、外国産のボラも使われています。

このわた

このわたは、ナマコの腸を塩漬けにして熟成させたものです。伊勢湾や駿河湾の名産として知られていますが、愛知県だけではなく、石川県でも作られています。"こ(なまこ)"の"わた(はらわた)"なので、「このわた」と呼ばれるようになりました。

日本の珍味はほかにも

うるか

うるかは、鮎の塩辛です。主な原料は胃袋、腸、肝臓。内臓に残っているものをきれいに掃除して、秋~冬にかけて3~4か月間漬け込みます。また、卵と白子で作ったものを「子うるか」といいます。うるかは、お酒の肴やごはんのお供だけでなく、調味料として使うこともあるんですよ。
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お皿に並べられらからすみ
黒い器に入ったこのわた
器に盛られたうるかの和え物
お皿に盛られたくちこと鯨のベーコン
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