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ファフロツキーズってどんな現象なの?
ファフロツキーズ(Fafrotskies)というのは、「空からの落下物」という意味で、世界各地で観測されている自然現象です。テレビでもたまにピックアップされているため、耳にしたことがある方もいるかもしれません。
「その場にあるはずのないものが降ってくる」という現象、ファフロツキーズ。命名した人は、超常現象研究家のアイヴァン・テレンス・サンダースンさん。謎とされるものの総称、オーパーツ(OOPARTS)を命名したことでも知られている著名人です。
ファフロツキーズの原因はなに?
でもなぜ、空から魚なんか降ってくるのでしょうか。まさか空の上に魚が暮らしているのでしょうか。トビウオですら、400m程度しか飛ばないというのに、空の上から魚が降ってくるなんて……実はファフロツキーズの原因には諸説あるので、いくつか紹介していきます。
世の中不思議なことだらけ
1. 鳥の食べ残し説
魚を捕まえた鳥が、空を飛んでいるうちに、咥えていた魚を落としてしまったのではないかという説です。たしかに、鳥だったらはるか上空から魚を落とすことが可能ですね。しかし、この説には、少し無理があるようです。
今まで、空から魚が降ってきた前例を見てみると、わかるのですが、落ちてくる魚は1匹や2匹ではないのです。一遍に、100匹を超える魚が降ってくることもあるんだから驚きですね。
しかし、これだけ大量の魚が降ってくるようでは、鳥の食べ残し説は、あまり信ぴょう性がなさそうです。
2. 飛行機からの落下説
その名の通り、飛行機から落下してしまったという説です。この説も信ぴょう性はなさそうですね。ファフロツキーズが確認されたのは飛行機の登場よりずっと前なのです。それに、ファフロツキーズは数時間にわたって降ってくることもあるんだとか。何時間も飛行機から、魚を落とし続けるなんて、考えられませんよね。謎は深まるばかりです……。
3. 竜巻説
こちらは、竜巻に巻き上げられた魚が空から降ってきてきたという説です。これが一番有力なようです。しかし、いままでのファフロツキーズでは、イワシだけ降り続けたという事例もあるそうです。竜巻説では、こういった事例の説明ができなさそうですね。
たしかに、空気抵抗や重さによって、落下する場所が個体ごとにわかれるなんてこともありそうですが、イワシ以外の魚、アジやサンマも重さに大差はないように思えます。長期間に降り続けるケースや、落下した生物が近くに生息していないケースも説明がつきません。
魚だけじゃない豊富なバリエーション
魚以外にもいろいろなものが落下してきているファフロツキーズ。20年前のイギリスでは大量の10ポンド紙幣が空から降ったこともあるそうです。これは羨ましいですね。そのほかにも、牛やワニ、大量のカエル、コインだったりと、いろいろなものが降ってきています。
なかには、ここでは紹介することもできない恐ろしいものまで降った記録があります。もし、気になる方は調べてみてくださいね。
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