卵の混ぜすぎは、なぜいけないの?

今回、ポイントでもお伝えしましたが、卵の混ぜすぎは禁物です! 実は、たまごのトロトロ感を演出しているのは、白身だったのです。ではなぜ、混ぜすぎがよくないのかというと……卵の白身と黄身の固まる温度差に注目です。 白身が固まり始める温度は、約60℃ですが、80℃近くに上がらなければ完全には固まりません。一方、黄身は65~70℃前後で固まり始め、この温度を保てば、ほぼ完全に固まります。 この温度差を利用することで、固まっている部分と半熟の部分を作ることができます。そのため、かき混ぜすぎてしまうと白身と黄身が全部混ざってしまい、固まり加減に差がでなくなってしまうのです。ポイントは白身をきちんと残す!ということですね。

おわりに

いかがでしたか? 失敗しがちな親子丼も、ポイントさえ掴めば簡単にできそうですね。 今回は、鶏肉のみの具材でしたが、玉ねぎなど入れてもおいしいですよ。あなたも「究極の親子丼」を作って、みんなに自慢しちゃいましょう!

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