ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

基本はこれ!鮭フライがお店の味になるコツ

「鮭フライをお店のように揚げられない」と悩んでいませんか?以下のコツを押さえれば、「売り物レベルの絶品鮭フライ」を作れます。

お店のような鮭フライを作るコツ

  1. 鮭の生臭さを残さないために、を振って水分を出す
  2. サクサクの衣にするために、溶き卵にを加える
  3. 味にコクを出すために、パン粉に粉チーズを加える
  4. 揚げムラを防ぐために、余分な衣を取り除く
衣の溶き卵に酒を加えると揚げるときに水分が早く抜け、お店のようなサクサク食感の鮭フライに仕上がります。

また、衣が余分に付いていると揚げムラができます。薄力粉・卵・パン粉をつけるたびに、余分な衣を取り除きましょう。

材料(2〜3人分)

鮭フライの作り方

1.鮭を切って下味を付け、水分を拭き取る

バットで鮭に下味を付けている様子

Photo by 前田未希

鮭は1切れを2〜3等分に切ります。

塩こしょう(分量外)を全体にまんべんなく振って5分ほど置き、キッチンペーパーで水分を軽く拭きとります。

2.鮭に薄力粉をまぶす

鮭に薄力粉を付けている様子

Photo by 前田未希

調理用の袋に鮭と薄力粉を入れ、薄力粉を全体にまぶします。

袋から鮭を取り出し、ひとつずつ軽く叩いて余分な薄力粉を落とします。

※空気を含んだ状態で口を閉じ、全体を揺するようにすると薄力粉がきれいに付きます。

3.鮭に卵をつける

鮭に卵を付けている様子

Photo by 前田未希

溶き卵に酒を混ぜます。鮭をくぐらせ、余分な水気を切ります。

4.鮭にパン粉をつける

鮭にパン粉を付けている様子

Photo by 前田未希

パン粉に粉チーズを混ぜ、鮭をのせて全体にまぶします。鮭を軽く振って余分なパン粉を落とします。

5.170℃の油で鮭を揚げる

鮭フライを揚げている様子

Photo by 前田未希

揚げ油(分量外)を中火で熱し、170℃の油できつね色になるまで約2~3分揚げます。

ふちがきつね色になったらひっくり返し、反対側も同じように約2~3分揚げます。

※鮭を一度に入れると油の温度が下がり、衣がべたつく原因に。4~5切れずつ揚げるのがおすすめです。

※ひっくり返すときに衣がやわらかい場合は、火加減をやや強くしましょう。
バットの上にのった鮭フライ

Photo by 前田未希

鮭フライをバットに上げて、余分な油を落として完成です。

※油切れが悪いと、衣がベタつく原因になります。

※衣がふやけるため、クッキングペーパーの上に直接置くのはNGです。

タルタルソースの作り方

1.玉ねぎはみじん切りにして、水にさらす

玉ねぎのみじん切りを水にさらしている様子

Photo by 前田未希

玉ねぎを1~2mm角のみじん切りにし、水にさらして辛味を抜きます。

※みじん切りにした玉ねぎに塩をまぶし、軽く握りつぶすと繊維が潰れて辛味が早く抜けます。

2.ゆで卵を潰す

ゆで卵をフォークで潰している様子

Photo by 前田未希

ゆで卵をフォークで潰します。

3.ゆで卵と玉ねぎを調味料で和える

ボウルでタルタルソースを作っている様子

Photo by 前田未希

1.と2.に酢、マヨネーズ、味付け塩こしょうを加え、混ぜ合わせて完成。

※お好みでキュウリのみじん切りやピクルスを入れると、食感の変化を楽しめます。
青い和柄の白い皿に盛り付けられた鮭フライ

Photo by 前田未希

鮭フライにたっぷりとかけてお召し上がりください。

※お好みでレモンを絞ると、爽やかに頂けます。ソースをかけてもおいしいです。

絶品鮭フライを作ってみて!

鮭の下処理をしっかりしたり、衣の丁寧につけたりすることで、お店のような絶品鮭フライが作れます。熱々揚げたての鮭フライは、食卓の主役になること間違いなし!鮭が旬の季節に、ぜひ挑戦してみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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