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日野菜とは?
日野菜は、滋賀県蒲生郡日野町で室町時代に発見された伝統野菜で、かぶの一種です。“あかな”とも呼ばれており、現在は九州から信越までの幅広い地域で栽培されています。主な産地は滋賀・京都・三重の辺りですよ。
ほっそりとした大根のような見た目で、葉に近い部分は紫色をしています。茎や葉にも紫色が混じる、色合いの美しい野菜。一般的に漬物にすることが多いですが、辛味と苦味のバランスがよく、サラダや天ぷら、炒め物に使ってもおいしいです。
ほっそりとした大根のような見た目で、葉に近い部分は紫色をしています。茎や葉にも紫色が混じる、色合いの美しい野菜。一般的に漬物にすることが多いですが、辛味と苦味のバランスがよく、サラダや天ぷら、炒め物に使ってもおいしいです。
名前の由来
室町時代に偶然、日野の地で自生している野生菜を発見したのは、日野の領主だった蒲生貞秀公でした。野生菜を摘んで漬物にしてみたところ、とても美しい色で上品な味わいだったことから、栽培し、京都の公家に献上したと言われています。
それ以来、日野の地で発見された野生菜を「日野菜」と呼ぶようになり、日野菜の漬物は「さくら漬け」という名で今なお親しまれています。
それ以来、日野の地で発見された野生菜を「日野菜」と呼ぶようになり、日野菜の漬物は「さくら漬け」という名で今なお親しまれています。
栽培方法
梅雨が明けたら、日野菜の種まきをおこないましょう。種をまいてから50日程度で収穫を迎えるので、秋までに何度も種をまいては収穫することができますよ。
何度も種をまくことで収穫時期が長くなりますが、一番おいしく食べられる日野菜の旬は、9月下旬に種を播いて、11月中旬ぐらいに収穫するもの。味もよく、色鮮やかに仕上がりますよ。
何度も種をまくことで収穫時期が長くなりますが、一番おいしく食べられる日野菜の旬は、9月下旬に種を播いて、11月中旬ぐらいに収穫するもの。味もよく、色鮮やかに仕上がりますよ。
日野菜といえば「漬物」
日野菜といえばやはり漬物ですね。桜色が美しい根の部分を輪切りにして上品に盛り付ければ、お酒のお供にもうってつけです。葉の部分は、みじん切りにしてしょうゆを垂らし、炊き立ての白いごはんにのせて食べるのもおすすめですよ。
日野菜の基本の漬け方
材料
・日野菜……1kg強
・塩(アク抜き用)……100g
・塩(本漬け用)……50g
・みりん……大さじ3杯
・酢……大さじ2杯
・塩(アク抜き用)……100g
・塩(本漬け用)……50g
・みりん……大さじ3杯
・酢……大さじ2杯
作り方
1. 日野菜をていねいに水洗いし、一日干してしっかりと水気をとる
2. 根と葉を切り離し、根は短冊切りに、葉は刻んで別々の容器に入れる
3. 根は塩をふって軽くかき混ぜ、葉は塩揉みしてアク抜きをする
4. 根と葉それぞれに熱湯をかけたあと、水洗いする
5. 根に酢と塩をかけて混ぜ、葉には塩をかけて混ぜる
6. 漬物容器に、根をおいてから上に葉をのせて、しっかりとねじを締めて押さえ、漬け込む
7. 4日程度漬けてから、日野菜を取り出し汁気を絞り、みりんで味を調えればできあがり。お好みで酢をかけるときれいな桜色になります
2. 根と葉を切り離し、根は短冊切りに、葉は刻んで別々の容器に入れる
3. 根は塩をふって軽くかき混ぜ、葉は塩揉みしてアク抜きをする
4. 根と葉それぞれに熱湯をかけたあと、水洗いする
5. 根に酢と塩をかけて混ぜ、葉には塩をかけて混ぜる
6. 漬物容器に、根をおいてから上に葉をのせて、しっかりとねじを締めて押さえ、漬け込む
7. 4日程度漬けてから、日野菜を取り出し汁気を絞り、みりんで味を調えればできあがり。お好みで酢をかけるときれいな桜色になります
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