滋賀の伝統野菜!紫が映える「日野菜」の漬け方&栽培方法

滋賀県で発見された「日野菜」という伝統野菜をご存じですか?漬物にすることが多く、辛味と苦味のバランスがいいのでサラダや天ぷらにもぴったり!日野菜の基本的な漬け方、栽培方法、おすすめレシピなどをまとめました。

2019年5月17日 更新

ライター : ニコライ

グルメライター。スイーツやお店の紹介、コラムまで食に関することは幅広く書いていこうと思います。日本酒が好きで飲み歩きも多いこの頃。旅行先のカフェに行くのも好きです。どうぞ宜…もっとみる

日野菜とは?

日野菜は、滋賀県蒲生郡日野町で室町時代に発見された伝統野菜で、カブの一種です。"あかな"とも呼ばれており、現在は九州から信越までの幅広い地域で栽培されてはいます。主な産地は滋賀・京都・三重の辺りです。 見た目はほっそりとした大根のような見た目で、根の上のほうは紫色をしています。茎や葉にも紫がまじるキレイな色の野菜です。漬物にすることが多いですが、辛味と苦味のバランスが良く、サラダや天ぷらなどにも向いています。

名前の由来

室町時代に偶然、日野の地で自生している野生菜を発見したのは、日野の領主だった蒲生貞秀公でした。この野生菜を漬物にしてみたところ、とても美しい色で上品な味わいだったことから、栽培し、京都の公家に献上しました。 それ以来、日野の地で発見された野生菜を日野菜と呼んで栽培されるようになり、日野菜の漬物は「さくら漬」という名で今なお親しまれています。

栽培方法

梅雨が明けたら、日野菜の種蒔きが始まります。種を播いてから50日程度で収穫を迎えるので、秋までに、何度も種を播いては収穫していきます。 何度も種を播くことで収穫時期が長くなりますが、一番おいしく食べられる旬の日野菜は、9月下旬に種を播いて、11月中旬ぐらいに収穫するものです。味もよく、色鮮やかに仕上がります。

日野菜といえば「漬物」

日野菜といえばやはり漬物ですね。桜色に染まったカブを輪切りにして上品に盛り付け、お酒のおつまみとしてもピッタリ。葉の部分をみじん切りにして醤油を垂らし、炊き立ての白いご飯にのせるのもおすすめです◎

日野菜の基本の漬け方

材料

・日野菜……1kg強 ・灰汁抜き用塩……100g ・本漬け用塩……50g ・みりん……大さじ3杯 ・酢……大さじ2杯

作り方

1. 日野菜をていねいに水洗いし、一日干してしっかりと水気をとる。 2. 根と葉を切り離し、根は短冊切りにし、葉は刻んで別々の容器に入れる。 3. 根は塩をふって軽くかき混ぜ、葉は塩もみしてアク抜きをする。 4. 根と葉それぞれに熱湯をかけたあと、水洗いします。 5. 根に酢と塩をかけて混ぜ、葉には塩をかけて混ぜる。 6. 漬物容器に、根を下にし葉を上にのせてしっかりとねじを締めて押さえ、漬け込みます。 7. 4日くらいで漬かるので、取り出したら汁気を絞ってみりんで味を調えればできあがりです。お好みで酢をかけるときれいな桜色になりますよ◎

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