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ユリ根とは
ユリ根とは、英語で「Lily bulb」といい、その名の通りユリ科の植物の球根の部分です。ユリ根は球根のなかでも鱗茎(りんけい)に分類され、玉ねぎやにんにく、らっきょうの仲間。どれもウロコのようにはがれる特徴がありますね。鱗茎(りんけい)はユリの葉が変形した部分だそうです。
食べられるユリ根の種類
ユリ根には種類があります。その多くはアクが強すぎて、食用には適しません。現在食用とされているのは、オニユリ、コオニユリ、ヤマユリ、カノコユリの4種類です。普段私たちが食用として使うユリ根の多くは、コオニユリなのだそう。
栽培期間
ユリ根の栽培はとても時間がかかるんです。畑に植えつけをするまでに3年、畑に植えつけてからさらに3年、合計6年もの月日がかかります。また一度植えた畑は、7年空けないと再度植えつけができないということなので、ユリ根はとても貴重な野菜ですね。
旬の時期
ユリ根の旬は、秋から冬。ユリ根を多く栽培している京都では8月頃から秋にかけて収穫されることが多く、北海道では10月頃から年末にかけて収穫されます。お正月のお料理によく使われているのも、旬の食材だからですね。
ユリ根の栄養
カリウム
ユリ根のカリウム含有量は100gあたり740mg。野菜のなかで上位に入る含有量です。カリウムは、むくみの原因となる余分なナトリウムを体内から排出して血圧を下げたり、水分量を調節してくれます。(※1,2)
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