今さら聞けない!「ユリ根」の基礎知識&栄養からアレンジレシピまで

おせち料理でも使われる野菜「ユリ根」。名前は聞いたことがあるけれど、実際どんなものなのかわかりますか?この記事では、ユリ根の基礎知識や栽培、そして気になる栄養についてまとめてみました。女性に嬉しい栄養素が含まれているので、ぜひ食事に取り入れてみてくださいね!

ユリ根とは

ユリ根とは、英語で「Lily bulb」といい、その名の通りユリ科の植物の球根の部分です。ユリ根は球根の中でも鱗茎(りんけい)に分類され、玉ねぎやにんにく、らっきょうの仲間です。どれもウロコのようにはがれる特徴がありますね。鱗茎(りんけい)はユリの葉が変形した部分だそうです。

食べられるユリ根の種類

ユリ根には種類があります。その多くはアクが強すぎて、食用には適しません。現在食用とされているのは、オニユリ、コオニユリ、ヤマユリ、カノコユリの4種類です。普段私たちが食用として使うユリ根の多くは、コオニユリとされているんだそう。

栽培期間

ユリ根の栽培はとても時間がかかるんです。畑に植えつけをするまでに3年、畑に植えつけてからさらに3年、合計6年もの月日がかかります。また一度植えた畑は、7年空けないと再度植えつけができないということなので、ユリ根はとても貴重な野菜ですね。

旬の時期は?

ユリ根の旬は、秋から冬の時期。ユリ根にはデンプン質が多く含まれるため、収穫してから2〜3ヶ月寝かせるとデンプンが糖分に変わって甘みを増し、おいしくなります。

ユリ根を多く栽培している京都では8月頃から秋にかけて収穫されることが多く、北海道では10月頃から年末にかけて収穫されるそうです。お正月のお料理によく使われているもの、旬のものだからですね。

ユリ根の栄養

カリウム

ユリ根のカリウム含有量は100gあたり740mg。ほかの野菜に比べて、トップクラスの量といわれているんです。カリウムは、むくみの原因となる、余分なナトリウムを体内から排出して血圧を下げたり、水分量を調節してくれます。

葉酸

葉酸と言えば、妊婦さんに必要な栄養素ですよね。それだけでなく、貧血対策になるビタミンのひとつです。100gあたり77μg含まれているので、妊娠を考えている方や、妊娠中の女性は、特に積極的に食事に取り入れたいですよね。

食物繊維

ユリ根には100gあたり、水溶性食物繊維が3.3g、不溶性食物繊維が2.1g含まれています。水溶性食物繊維は、体内の有害な物質の吸収を妨げてくれ、便として排出させてくれる働きが、不溶性食物繊維には体内水分を吸収してふくれ、腸壁を刺激して便の排出を促してくれる働きがあるんですよ。ユリ根は水溶性と不溶性の食物繊維を、バランスよく含む食材です。

ユリ根の食べ方

ユリ根は火を通す時間で食感が変わる不思議な野菜です。火をあまり通さないで食べるとシャキシャキした味わい、火を通す時間を長くするにつれて、ホクホクした味わいからネットリした食感に変わっていきます。

ユリ根がよく使われるのは茶碗蒸しやおせち料理のきんとん、甘露煮、含め煮などです。やさしい甘さと上品な味わいから、京料理によく用いられています。

ユリ根を使った人気レシピ5選

1. ユリ根のお味噌汁

ユリ根を使ったお味噌汁のレシピです。ホクホクとした食感のユリ根は、どんな食材にも合うので、お好みの食材と合わせてお味噌汁を作ってみてくださいね。ユリ根は一枚ずつ剥して使いましょう。

2. ユリ根の茶碗蒸し

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