ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

下処理もばっちり!わかさぎ天ぷらのレシピ

わかさぎは、湖や池などでおこなう氷上の穴釣りで知られている、10cmぐらいの小さい魚です。秋から市場へ出回りますが、抱卵する冬から春先が旬です。

味は淡白で骨がやわらかく、内臓もクセがほとんどありません。頭からしっぽまで丸ごと食べられるので、天ぷらも頭や内臓を付けたまま揚げるのが一般的。特別な材料や工程はまったく必要ないので、気軽に挑戦できるはずです。

材料(4人分)※約117kcal/人

  1. わかさぎ……12尾
  2. 薄力粉……100g
  3. 卵……1個
  4. 水……100cc

下ごしらえ

  1. わかさぎのあごの部分をつまみ、尾びれのほうに引っ張る
  2. 内臓が出てきたら、頭のほうへ引っ張って取り出す

作り方

  1. 下処理の済んだわかさぎを塩水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る
  2. ボウルに卵・水・薄力粉を入れ、さっくりと混ぜ合わせて衣を作る
  3. わかさぎに衣を薄くつけ、180度の油で1〜2分揚げる
  4. お好みで、塩や天つゆを添える

コツ・ポイント

  1. できるだけ冷たい水を使って衣を作るとカラッとおいしく仕上がる

天ぷら以外も!わかさぎの人気レシピ10選

1. 彩り良し。わかさぎのエスカベッシュ

わかさぎをカラッと揚げて、柚子風味の上品な甘酢に漬けましょう。玉ねぎやにんじんの千切りと一緒に、骨まで丸ごと食べられます。わかさぎに米粉をまぶして揚げるレシピですが、小麦粉を使ってもOK。酸っぱすぎない味わいなので、子どもも喜んで食べてくれるはず♪

2. 香ばしい!わかさぎのチーズから揚げ

シンプルなから揚げに飽きたら、衣に変化をつけましょう。基本のから揚げの衣に、粉チーズとガーリックパウダーを加えるだけ。チーズの香りが食欲をそそり、あとを引くおいしさです。お酒のお供にぴったり。

3. おつまみに♪ わかさぎの大葉春巻き

カリカリとふんわりの両方が楽しめる、わかさぎの春巻きです。大葉の香りと粒マスタードの刺激が感じられ、わかさぎとの相性も抜群。見た目もかわいいおつまみができあがりますよ。粒マスタードを梅干しに変えてもおいしい!

4. 丸ごとおいしい。わかさぎのしょうが煮

圧力鍋で15分で作れるわかさぎのしょうが煮。頭も骨もやわらかくできあがるので、子どももお年寄りもパクパク食べられますよ。しょうがの風味がピリッとして、ごはんのおかずにもぴったり。お弁当に入れてもいいですね。

5. おもてなしに。わかさぎのカナッペ

おつまみにぴったりなわかさぎのカナッペです。わかさぎをから揚げにし、千切りパプリカとタレと混ぜ合わせて食パンの上にのせましょう。カリカリとジューシーさが合わさり、パクパクと食べられますよ!見た目もおしゃれなので、おもてなし料理にぜひ。

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