スンドゥブ・チゲ(韓国)

韓流ブームによって一気に日本でも馴染みのあるスープとなった韓国の辛いスープ、スンドゥブ・チゲ。私たちは、スンドゥブ=あの赤くて辛いスープ、のことだと思いがちですが、実はスンドゥブとは豆腐の一種の事です。日本のおぼろ豆腐のようなやわらかい豆腐の事を指します。小型の鍋で、アサリやシジミ、スンドゥブと肉や野菜を入れて、唐辛子、コチュジャンごま油などの調味料とともに煮込みます。韓国の定食屋では「ご飯、おかず、スンドゥブ・チゲ」の3点セットが定番のようです。

クラムチャウダー(アメリカ)

とろ〜りとしたクリーミーさがおいしい、アメリカのクラムチャウダー。日本で有名な牛乳ベースの白いクラムチャウダーは、厳密には「ボストン・クラムチャウダー」と呼ばれるものです。トマトをベースにした赤いクラムチャウダーは「マンハッタン・クラムチャウダー」と呼ばれています。その起源はかつてアメリカのボストン近くに漂着したフランス人がもたらしたレシピが起源と言われています。日本ではアサリを入れたものが一般的ですが、本場のクラムチャウダーにはホンビノスガイという貝を使用しています。作り方が簡単なので、アメリカでは飲食店でも家庭でも気軽に作られているようです。

おいしいスープはもっとある!

世界三大スープの謎、いかがでしたでしょうか?日本では「ブイヤベース、トムヤムクン、フカヒレスープ」が通説ですが、国によってはトムヤムクンとボルシチが入れ替わっていたりすることがよくあります。三大スープに迷いがあるようですね……。でも、各国にいろいろなスープがあるわけですから決めるのがむずかしいというのはあるかもしれません。

三大スープのみならず、いろいろな国の伝統的なスープを食べに出かけてみたり、おうちで手作りしてみるのも楽しいかもしれません。ここで紹介したスープを食べることのできるお店は日本にたくさんあるのでぜひ行ってみてくださいね。
▼ほかにも「三大◯◯」はたくさん!チェックしてみて♪
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