小麦粉を使う場合

小麦粉はとろみ付けに使える手軽な食材ですが、片栗粉よりも粘度が弱いので注意が必要です。あんかけには向きませんが、スープやカレーといった汁物に軽くとろみを付ける程度なら、使うのに問題はありません。薄力粉でも強力粉でもOKです。

ゼラチンを使う場合

お菓子作りによく使われるゼラチンを、とろみ付けに使うこともできます。つるんとのど越しがよく、透明感のあるあんが作れますよ。ゼラチンは18℃~25℃で溶けるため、口に含むととろっととろけます。

てんぷら粉

てんぷら粉は、小麦粉にでんぷんやベーキングパウダーなどさまざまな材料が配合されています。天ぷらを作る以外にもとろみ付けに使えて、薄力粉よりも少し粘度のある仕上がりです。

揚げ物の衣には小麦粉や米粉がおすすめ

小麦粉を使う場合

片栗粉の代わりに小麦粉を使うと、衣がやわらかくなります。唐揚げなら、肉汁を閉じ込めてジューシーな仕上がりに。グルテンが多すぎると重たい衣になるため、グルテンの量が少ない薄力粉を使うのがおすすめです。

米粉を使う場合

米粉は油を吸いにくいため、衣として使うとからっと軽くてクリスピーな食感になります。米粉は上新粉・白玉粉・もち粉がありますが、細かい粉ほどきれいに仕上がりますよ。調理する直前にまぶして、揚げるときは焦げやすいので注意してくださいね。

コーンスターチを使う場合

片栗粉よりも粒子の細かいコーンスターチは、サクサクで軽く揚がり、時間が経ってもベタベタになりにくいです。

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