おうちで楽しむドイツの味。キンダープンシュのレシピ

Photo by とも花

調理時間 20分

「キンダープンシュ（Kinderpunsch）」は主にドイツ語圏の国々で冬の時期、特にクリスマスマーケットで親しまれている伝統的な飲み物。その名の通り「子ども（Kinder）向けのパンチ（Punsch）」という意味を持つ、ノンアルコールのホットドリンクです。

グリューワインと同様に、各家庭やお店によってレシピが異なり、使用するジュースやスパイスの配合で味が変化するのが魅力です。

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作っている間はスパイスの香りが部屋中に広がり、まるでドイツのクリスマスマーケットにいるような異国情緒あふれる雰囲気を手軽に演出できますよ。

この記事では、基本的なレシピやアレンジのアイデアをご紹介します。

紹介する人

とも花

息子ふたりと夫と私の4人家族。手間をかけるところと省けるところのメリハリをつけ、作って楽しく身近な人に「おいしい！」と喜んでもらえるようなレシピを考案しています。

材料（5〜6人分）

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提供人数：5〜6人分
オレンジ……2個
ぶどうジュース……500cc
りんごジュース……300cc
フルーツティーのティーバッグ……3袋
八角……2個
シナモンスティック……2本
クローブ……5～6個
水……500cc
砂糖……大さじ1杯

とも花

ぶどうジュースとりんごジュースはそれぞれ果汁100％のものを使用するのがポイント。フルーツティーはお好みのもので構いません。

このレシピでは鮮やかな赤い色とさわやかな酸味が楽しめるハイビスカス＆ローズヒップティーを使用しています。

オレンジは皮ごと使うので、ノンケミカル（農薬・防カビ剤不使用）のものがおすすめ。

オレンジの下準備

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オレンジは一個を飾り用に輪切りにし、もう一個は皮を剥き、果汁を絞ります。皮は、苦みのある白いワタの部分をそぎ落とし、オレンジ色の部分だけ使います。

作り方

1.フルーツティーをいれる

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鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火からおろします。ティーバッグを入れ、5分ほど蒸らして浸出させます。

2.ジュースとスパイス、オレンジの皮を加えて煮る

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鍋からティーバッグを取り出し、ぶどうジュースとりんごジュース、オレンジ果汁、オレンジの皮、砂糖、スパイス類を加えて火にかけます。

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鍋の縁が沸々としてきたら弱火にし、沸騰させないように気を付けながら10分ほど加熱します。

3.皮やスパイスを取り除く

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ストレーナーで濾して、皮やスパイスを取り除きます。

4.カップに注ぐ

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カップにオレンジスライスを入れます。

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キンダープンシュをカップに注ぎ、シナモンスティックを挿してオレンジスライスを浮かべれば完成です。

フルーツとスパイスのハーモニーが絶妙

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カップを包むように持つと、両手に伝わるじんわりとした温かさに身も心もほぐれます。ベースとなるぶどうやりんご、オレンジなどの果汁の甘さと、ハイビスカス＆ローズヒップティーの酸味が合わさり、濃厚でありながらも後味は爽やか。

シナモンの甘く温かい香り、クローブの刺激的な芳香、スターアニス（八角）のエキゾチックな風味で深みと複雑さが加わり、普通のジュースとは違う特別感が楽しめますよ。

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