違いは意外に明確!「ビュッフェ」と「バイキング」は全く別物だった

ホテルやレストランで聞く「ビュッフェ」や「バイキング」という言葉。「あれって結局どちらも“食べ放題”って意味でしょ」なんて思っていませんか?じつは違いがあるんです。ささっと読んで納得できる、両者の違いとマナーを確認していきましょう。

2018年2月23日 更新

ビュッフェは世界で通用する!

まずは「ビュッフェ」についてです。ビュッフェの語源はじつはフランス語。なんだか“おいしい!”を意味する“セボン!”と聞き心地が似ているような気がしますね。

そして意味はセルフサービス形式の食事です。好きなものを取り、取った分だけの支払いをする仕組みです。大学でもセルフタイプを採用している学食や、駅のうどん屋さんでもこの形式を採用しているところがありますよね。

必ずしも食べ放題ではない

このように語源であるフランス語の意味からすると、ビュッフェは必ずしも食べ放題という意味ではない、ということがわかります。

日本では、ビュッフェというと食べ放題スタイルが多いので、混同してしまっても大丈夫かもしれませんが、海外に行った時や、ちょっとリッチなホテルにおいては注意が必要かも。「ここの食事はビュッフェスタイルになります」と言われて勘違いしてお皿に山盛りにしては恥をかいてしまうかもしれませんよ。

バイキングは日本発祥!

では次に「バイキング」についてです。バイキングは和製英語で、こちらは食べ放題サービスの形式です。

はじめに定額を払い、好きなものを好きなだけ食べることができます。この和製英語が作られたのは、1957年に帝国ホテルの社長であった犬丸徹三さんが、旅先のデンマークで食べ放題のサービス「スモーガスボード」をみて、これを気にいり日本に持ち込んだのが最初です。

日本に戻って帝国ホテルのサービスとして打ち出すため、社内でそのサービスの名称を考案。北欧に対する当時の印象や豪快に食べる様からバイキングという言葉が使われ、サービス名は「インペリアルバイキング」を名付けられました。

「バイキング=食べ放題」は日本だけ

そして、ほかのお店もこの帝国ホテルのサービスを「いいね!」と感じて、真似して広がっていきました。そのため焼き肉バイキング、ランチバイキング、ケーキバイキングなど、庶民的な形式としてなじんでいるのです。

つまり「バイキング=食べ放題」という図式は日本で作られ広まったもの。海外で間違っても「こちらの朝食はバイキングですか?」なんて質問はしないでくださいね。
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