ライター : チョビ子

北欧ブームは食にも

イケアの家具や、マリメッコなど、すでに日本でも多くのファンがいる北欧文化。日本人には思いつかない色使いや、かわいい模様に目が離せません。そんな中、北欧ブームは「食」にも進出。すでに、イケアのフードコートでは北欧の食事が食べられるようになっていますが、日本でもさらに北欧食が広まりそうな予感です。 今回は、いま注目の北欧フード「スモーブロー」をご紹介します。

デンマークの国民食「スモーブロー」って?

今、日本でも広がりつつある北欧食のひとつが「スモーブロー」です。スモーブローとは、「スモー=バター、ブロ=パン」という意味。「スモーブロー」とは、ライ麦やポンパニッケルなど、薄切りのパンにたっぷりとバターを塗り、そしてその上に新鮮な魚介類やチーズ、ハム類、野菜類などをのせたものです。 オープンサンドといえど、本来はレストランで出されるような、立派な食事なんだそうですよ。
もともとはレストランなどで食べられるような食事だった「スモーブロー」が、北欧の一般家庭でも作られるようになり、それがSNSを通じて、日本の食卓や飲食店にも並ぶようになりました。 パンの上にのせる具材が豪華になればなるほど、SNS映えもしますし、食べ応えもアップ。北欧の意外な食材の組み合わせにも、ちょっとした驚きもありますよ。

スモーブローのレシピ

スモーブローは、ライ麦やポンパニッケルで作るのが本来の姿ですが、なければ手に入りやすい食パンでも大丈夫です。食パンにエビ、マヨネーズ、ディル、ニンニク、レモン、塩を和えたもの。レタス、ゆで卵、ディルを飾って完成です。パンにバターを塗っておくと、よりいっそう本格的になりますね。

インスタでも作ってみる人が続出

Instagramには、自作の「スモーブロー」の写真がたくさんアップデートされています。レストランできちんと出される料理、というだけあって、みなさんキレイに盛り付け、朝食にしたり、お酒と一緒に楽しんだりしているようです。
小さなトーストで作ると、スペインのピンチョスにも似ていますね。前菜感覚でも楽しめそうです。さまざまな具材で作って、どんな組み合わせが合うのか、試してみたくなりますね。
こちらは、オレンジとレモンのスモーブローですせっかく作るのであれば、色合いにもこだわってきれいに盛り付けたいものですよね。
こちらはゆで卵やレタス、キウイなど、色とりどりのお野菜がきれいにのせられています。

大阪「スモーブローキッチン中之島」も人気!

「スモーブロー」をお店で食べたいのなら、日本で最も有名なのはこちら「スモーブローキッチン中之島」です。中之島図書館の中にあるカフェです。お店の名前に「スモーブロー」が入っているだけあって、本格的な「スモーブロー」が食べられます。
1個¥500〜
お店では、きの切り株をお皿がわりにした、おしゃれな食器にのせられて「スモーブロー」が提供されます。店内の大きなショーケースの中に、種類豊富な「スモーブロー」がずらり。この中からお好みのスモーブローを選んでいただきます。まるでケーキのように色とりどりなスモーブロー。どれから食べようか迷ってしまいますね。

店舗情報

■店舗名:スモーブロー キッチン ナカノシマ ■最寄駅:なにわ橋駅 ■住所:大阪府大阪市北区中之島1-2-10 中之島図書館 2F ■電話番号:06-6222-8719 ■営業時間:9:00~21:00(L.O.20:00) ■定休日:不定休 ■参考URL:http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27091150/ ■公式HP:http://smorrebrod-kitchen.com/

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