セコガニのゆで方

生きているセコガニをいきなり熱湯に入れると、暴れて脚が取れてしまうことが。それを防ぐためには、真水に30分ほど浸けておくと動かなくなります。活けではない生ガニ(冷蔵)は、生きていないのでその必要はありません。

汚れを落とすため、たわしで甲羅を中心に水洗い。カニが十分入るほどの大きな鍋を用意し、海水と同じか少し濃いめの塩水を作ります。塩水濃度が3~4%なら、水1Lに対して塩が30~40g。ゆでたてをそのまま食べるなら、5%以上でもかまいません。

沸騰した塩水に甲羅を下に、腹を上にしたカニを入れます。お湯の温度が下がるので、強火のままでOK。再沸騰したら火を弱め、小さいもので13分ほど、大きいものは20分ほどゆでます。その間はこまめにアクを取ってください。ゆであがったら、さっと水洗いして完了です。

セコガニのおすすめの食べ方

味噌汁

小さいセコガニはオスほど身が詰まっていなく、食べるところはあまりありません。そんなセコガニを堪能する、一番人気の調理法がみそ汁です。

生のセコガニをハサミで縦半分にカットし、沸騰した熱湯に入れ、ゆであがったらみそを加えて仕上げます。市販のだしの素を使ったり、だし汁を作ったりする必要はありません。セコガニ独特の良いだしが出るので、それだけで十分です。とてもおいしいみそ汁ができます。

「ゆでたセコガニを食べたい、でもみそ汁も味わいたい」という人もいるはず。そんなときは、塩分少なめの熱湯でセコガニをゆでましょう。セコガニを取りだしたゆで汁に、お好みの野菜を加えてみそ汁にすると、ふた品が完成です。鍋に入れても良いだしが出ますよ。

セコガニの炊き込みごはん

炊飯器に米と調味料を入れ、上に適当にカットしたセコガニをのせるだけで、おいしい炊き込みごはんが作れます。みりんや酒、しょうゆなど、調味料の種類や割合はお好みでOK。取りだしたセコガニの脚身や内子をトッピングすれば、彩りよく見て目もきれいですね。

セコガニを通販で購入する

セコガニは小さく、漁の期間も短いため、ズワイガニのオスほど流通していません。だからといって漁港近くまで出かけたり、宿泊したりするのは、さすがにためらわれます。そんなときは通販を利用すると便利です。ここでは、生の冷蔵セコガニと冷凍のゆでセコガニを紹介します。

フォーシーズン「山陰沖産 生セコガニ」

ITEM

山陰沖産 生セコガニ(脚折れ混じり)

¥7,000〜

内容量:180g×3杯 賞味期限:冷蔵で3日ほど、冷凍で1ヶ月

※2022年12月31日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
1枚180gとやや大きめの生セコガニを、冷蔵便で送ってくれる通販商品。入荷次第とはいえ、11~12月に漁獲した山陰産生セコガニを味わえるのは、旬ならではですね。脚折れガニが混じるので、この価格で購入することができます。

越前かに職人 甲羅組「浜ゆで急速冷凍 セイコガニ」

ITEM

浜ゆで急速冷凍 日本海産セイコガニ

¥9,999

内容量:小~中サイズ×8杯 賞味期限:冷凍で1ヶ月

※2022年12月31日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
日本海産のセコガニを浜ゆでし、急速冷凍してあります。小~中サイズのセコガニが、8杯も入っているお得な商品。旬の時期を逃しても、食べたいときにセコガニを味わえるのがうれしいですね。

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