赤色輪点ウイルス

ウイルスの感染によって茎や葉、果実に赤色の斑点が見られる病気です。現在治療法は確立されておらず、症状が出た場合はブルーベリーの木ごと抜き取って処分するしかありません。樹体が弱っていると発病しやすくなるので、栽培環境を整えることが重要です。

コガネムシ

害虫の中でも一番気を付けたいのがコガネムシの幼虫です。ブルーベリーの根を食害します。鉢植えの場合、1匹でも侵入すればブルーベリーは枯れてしまうほど、被害が大きいです。根元に防草シートとバークチップを使って侵入を防ぎましょう。

イラガ

イラガの幼虫が食害すると、ブルーベリーの葉は緑色から透けたような薄い茶色の状態になります。そのまま放っておくと光合成ができなくなるので、株が枯れてしまうこともあります。イラガは直接触ると刺されてしまうので、必ず手袋を着用します。殺虫剤を散布して防除しましょう。

鳥による被害にも注意

ブルーベリーは鳥による被害も発生する可能性があります。特にヒヨドリやムクドリは、糖類を含むエサを好むため、ブルーベリーに被害をもたらします。

防鳥ネットを使用してブルーベリーを覆うことで、鳥がブルーベリーの果実に被害を及ぼすことを防げます。

コツを掴んでブルーベリーを栽培しよう

ブルーベリーを育てるのに大切なことは、栽培環境を整えることです。鉢植えでも地植えでも、日当たりのいい場所で用土と肥料を準備して植え付けをおこないましょう。ブルーベリーが実る日を楽しみに、家庭でブルーベリーを育ててみませんか?
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