ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

卵いらない!しかも揚げない!さんまフライ

さんまの香草フライは、塩焼きや和食が苦手な人でも食べやすい味ですね。 ワインやビールにも合うので重宝するレシピのひとつ。 でも、フライは美味しいけれど、卵液もパン粉も必要だし、揚げ油も用意するのが面倒だし、少量作るのには向いていないと思っていませんか? さんま1尾分だけで作るとどうしても、卵液もパン粉も油ももったいなく思えてしまいますね。 そんな時は、卵液不使用の揚げないレシピはいかがですか? 卵液の代わりにマヨネーズを使用することでとってもお手軽に作れます。 パン粉の付きも良いので、少量でぱぱっと作れちゃいますよ!

『揚げない、さんまの香草フライ』の作り方

分量(2人分)

さんま 1尾 Aパン粉 大さじ3 A粉チーズ 小さじ1 Aドライバジル(パセリで代用可) 5振り程 オリーブオイル 大さじ1 バター 5g 塩胡椒 適量 レモン おこのみで

作り方

①さんまは3枚におろし、食べやすいよう半分に切り分け、塩胡椒をふる。
▼ 三枚おろしのやり方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
②さんまにマヨネーズを一本線で引く。
③スプーンの背でマヨネーズを全体に馴染ませる。反対側も同じようにマヨネーズを塗り、馴染ませる。
④Aの材料をボウルに入れて混ぜ、香草パン粉を作る。
⑤マヨネーズを塗ったさんまに香草パン粉をつけ、衣をつける。
衣をつけ終えたら、余分なパン粉を軽く払い落としましょう。余分なパン粉を落とすことで焼き上がりが均等になります。
⑥フライパンにオリーブオイルとバターを熱し、軽く混ぜる。
⑦さんまを並べ、中火で両面まんべんなく焼き揚げする。
これで完成です。

ワインと一緒に乾杯!

少量の油で焼き揚げするので、油の処理も不要です。バターを少量加えることで、香草パン粉の風味がぐっと増します。 サクサクとした衣は、ほんのりとチーズの香りがします。さんまの臭みもなく、ふわっとした食感が美味しいですよ。 何もつけなくてもそのままでパクパク食べられちゃう味で、おつまみに最高!よく冷えた白ワインとの相性が良いです。ぜひレパートリーに加えてくださいね。

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