ライター : YAMAKO

インスタで「坊さんの気絶」が大ブーム?

「坊さんの気絶」という、なんとも変わったネーミングの料理が、いまInstagramで大流行しています。名前だけではどんな料理なのか全く想像がつきませんが、おいしそうな匂いで、お坊さんを気絶させたという昔話からネーミングされたそう。 「坊さんの気絶」は、ナスとトマト、たまねぎを使った料理。実際「坊さんの気絶」のハッシュタグがついた写真をみてみると、とってもおいしそうな写真たちがずらり。今回は、そんな不思議な名前の料理の正体に迫ります!

坊さんの気絶ってなに?

坊さんの気絶の正式名称は?

「坊さんの気絶」はトルコ料理で、正式名称は、「パトゥルジャン・イマーム・バユルドゥ」と言うそう。トルコ語で、パトルジャン=ナス、イマーム=イスラム教のお坊さんの階級名、バユルドゥ=気絶という意味らしいです。
トルコは中東に位置するイスラム教国で、非常な親日的であることでも知られています。そんなトルコ料理は、お肉やヨーグルト、オリーブ、トマト、レモンといった食材が多く使われます。日本人の舌にとっても合うものが多く、巨大なお肉がぐるぐる回る「ケバブ」や、おもちのようによくのびる「トルコアイス」などが有名でよね。

坊さんの気絶の由来

「坊さんの気絶」は、ナスとトマト、たまねぎを使った料理。あまりにもおいしそうな匂いがするので、イスラムのお坊さんが気絶してしまったという昔話に由来して、この名前がつけられたそうです。「坊さんの気絶」という名前がつくまでは、この料理はなんと呼ばれていたのかが気になりますね。 気絶するほどおいしそうな匂いって、どんな料理?と気になった方も多いのではないでしょうか。それではさっそく、気になるレシピを見ていきましょう!

坊さんの気絶のレシピ

ナスをピーラーで縦にストライプに4本皮を剥き、しばらく水につけてあく抜きします。細かくみじん切りしたニンニクを、たっぷりのオリーブオイルで香りがでるまで炒めたら、みじん切りしたたまねぎがしんなりするまで、さらに炒めます。そこに刻んだトマトを加えて少し炒めたら、砂糖、ケチャップ、コンソメ顆粒を入れて煮詰めます。 別のフライパンにオリーブオイルを入れてなすを炒め、全体に油がなじんだら蓋をして弱火にし、蒸し焼きにします。やわらかくなったら真ん中に切り込みをいれて、そこにトマトのフィリングを詰め、水と鶏ガラスープを加えて煮立ています。汁気がなくなったら、できあがり!できたてももちろんおいしいですが、冷やしてもおいしいんですよ。上にお好みで、刻んだパセリなどをのせると、彩りもきれいです。

アレンジも楽しめます!

上にチーズ、スライスしたプチトマトをのせて、チーズがとろっとするまでトースターで軽く焼けばピザ風に!より食べごたえのあるおかずになりそうです。見た目もとってもかわいらしいひと品。ぜひいろいろなアレンジを楽しんでみてくださいね。

実際に作ってみました!

macaroniでも作ってみましたが、実際食べると「坊さんの気絶」というネーミングの意味がよくわかりましたよ!

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