独特のクセで中毒必至!沖縄料理「豆腐よう」をおいしく食べるには

「豆腐よう」という食べものをご存知でしょうか?沖縄のソウルフードである豆腐ようはお酒のおつまみにぴったりで、発酵食品ならではのクセのある味わいにやみ付きになる人も多いとか。今回はそんな気になる豆腐ようの実態に迫ります!

2019年4月10日 更新

豆腐ようって一体なに?

沖縄の郷土料理である「豆腐よう」。沖縄の人には馴染み深いものだそうですが、「豆腐よう?聞いたことがない」といった人も多いのではと思います。豆腐ようって一体どんな料理なのでしょうか。豆腐ようの名前の由来や特徴、味など詳しく、ひとつずつ見てみましょう。

沖縄の豆腐といえば「豆腐よう」

豆腐ようは沖縄の郷土料理で、赤色が鮮やかなひと品。琉球時代に交易していた中国(当時は明朝)から伝えられたとされています。 沖縄特産のお酒である泡盛や、紅麹に漬け、長時間かけて発酵させて作ります。発酵食品特有のクセのある風味、ねっとりとした食感が特徴です。豊富な栄養価を含む料理で、たんぱく質が多く健康食品としても親しまれています。お酒との相性も抜群で夜のおつまみとしても人気ですよ。

豆腐ようについて知ろう!

豆腐ようの由来とは

豆腐ようは外部と交易が盛んだった琉球王朝時代、明から伝わった「腐乳」が元となっているといわれています。腐乳は豆腐を麹につけて塩水の中で発酵させた中国の食品で、別名は豆腐乳(ドウフールー)です。腐乳にはお酒が使われていないのが豆腐ようとの大きな違いといえるでしょう。 豆腐ようは、琉球の独自のオリジナルが加えられて変化した豆腐の発酵食品といえますね。当時、庶民には豆腐は贅沢品であり、泡盛や紅麹も手に入らないものでした。豆腐ようは庶民には手の届かない、貴族の間で親しまれるとても贅沢な料理だったそうです。

豆腐ようの特徴を見てみよう

豆腐ようは豆腐を泡盛や紅麹、米麹などを使った漬け汁に長期間漬け込んで発酵、熟成させた発酵食品になります。「東洋のチーズ」と呼ばれるほど濃厚で深い味わいが特徴的でしょう。使う麹によって仕上がりの色が異なり、一般的に広まっている豆腐ようは紅麹を使用したもので、色鮮やかな見た目の赤い豆腐ようです。 たんぱく質が多く栄養価が高いので、琉球王朝時代の高貴な人々は滋養食としても食べていたといわれています。テレビや雑誌で特集されるなど今注目を集めている発酵食品なんだとか。

豆腐ようはどんな味?

気になるのは豆腐ようの味。コウジカビの発酵により、豆腐ようはエダムチーズと酒を合わせたようなコクのある味わいに仕上がります。熟成が進むほど豆腐の味は薄れていき、よりチーズのようなクセがでてくるとか。その濃厚さはウニのような味にも例えられ、とろけるようなコクがあります。 半年くらい発酵させると、漬け汁の中にある養分から酵素が作られることで独特の味わいになるのです。材料にも使われている泡盛を飲みながら食べるのが最高の組み合わせで、ほかにはビールや焼酎にもぴったりだといいます。お酒好きはぜひ注目したい料理ですね。少しクセのある味わいに、食べれば食べるほどにやみつきになるそうです。沖縄を訪れるさいは、ぜひお酒を片手に挑戦したい料理といえるでしょう。
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