ライター : myan3

日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエ / フードアナリスト

焼きそばが余ったら冷凍保存が便利!

夏休みや大型連休に入ると、お子様やご主人がお家にいる時間が増え、朝・昼・晩と3食作るお母さんは大変ですよね。そんな時でも、焼きそばなら手軽に作れてとっても便利。バーベキューなど人が大勢集まる時にも鉄板メニューとして重宝します。 でも、たくさん作りすぎて焼きそばが余ってしまった経験ありませんか?そして、残りは夕飯に、あるいは翌日に食べよう、とそのままフライパンに放置していませんか? 保存状態によっては、食中毒を引き起こすセレウス菌が発生する危険性も高まってしまいます。余った焼きそばは冷蔵庫で2日ほど保存できますが、その後もおいしく食べるなら冷凍保存が断然おすすめです! 今回は、焼きそばの冷凍から、解凍方法、おいしく食べるアレンジレシピまでたっぷりご紹介します。

焼きそばを冷凍するメリット

調理してから時間が経つと、焼きそばの麺が乾燥してパサついてしまいます。でも冷凍すれば、おいしい状態をキープできます。せっかく作った料理なので、余った焼きそばも最後までおいしく食べたいですよね。 またフライパンに残したまま放置すると、セレウス菌が発生し、食中毒を引き起こす原因に。4度以下であれば増殖を抑えられ、ある一定量増殖しないと体に影響を及ぼすことはありませんが、セレウス菌が発生してしまった場合、再加熱しても死滅することはありません。食べない分はすぐに冷凍保存するのが賢明です。 そして、もう一つのメリットは、忙しくて作る時間がない時でも解凍するだけで、あっという間に1品できあがるところ。また小分けして冷凍しておけば、お弁当のおかずにも便利です。

手順別にチェックする冷凍方法

ステップ1:冷凍保存バッグ、または1食分ずつラップで保存

粗熱がとれたら、サランラップで1食分ずつ包みます。平らにして空気を抜きながらぴったりと包み、冷凍保存バッグへ入れます。1食分ずつ保存すれば、食べる分だけ解凍でき、無駄がありません。さらに小分けにして保存しておけば、お弁当のおかずにも便利に活用できます。
もっと簡単な方法は、冷めてから焼きそばを直接、冷凍保存バッグへ入れること。厚みが出ないようなるべく平らにし、空気をしっかり抜いてジッパーを閉めます。

ステップ2:なるべく素早く冷凍!

解凍した時においしく食べるには、素早く食材を冷凍させることが大きなポイントです。金属製のトレーやバットの上にのせて、ない場合はアルミホイルで包んで冷凍しましょう。冷凍時間を短くするほど、おいしさや鮮度を維持できますよ。

守りたい保存期間

だいたい2週間を目安に食べきるようにしましょう。長いこと冷凍保存すると、冷凍焼けを起こしてしまいます。焼きそば麺や、炒めた食材の油脂が酸化して、食感や風味が損なわれます。パサツキ、変色の原因、さらには冷凍庫の臭いがつきやすくなります。

解凍の仕方は?

使う前日に冷蔵庫へ入れておきます。ゆっくり解凍することで、麺の風味が損なわれず、おいしく食べることができます。炒め直すか温めなしていただきましょう。 でも、すぐに食べたい時がありますよね。そんな時は、もちろん電子レンジを活用してください。耐熱容器に移してふんわりラップをして温めます。途中箸などでほぐしながら解凍していきましょう。

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