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「焼きいなり」って知ってる?
羽田空港の「空弁」として人気になった「焼きいなり」はご存知ですか?
大ぶりの三角のいなり寿司で、お揚げの表面には美味しそうな焦げ目がついているのが特徴です。
普通のいなり寿司とは違って、その名の通り焼いてあるいなり寿司。
お出汁がよく染みた油揚げを香ばしく網焼きし、パリッとした食感を加えます。
中のすし飯は、鶏ごぼうやちらし寿司、ほたてご飯などそのまま食べても美味しいものばかり。
今回は、甘い味付けのいなり寿司が苦手な方にも人気のある「焼きいなり」の美味しさにヒントを得て、よりお酒に合う一品にアレンジしました。
お米の変わりに鶏ひき肉を使うことで、ふんわりと軽やかな食感に仕上がります!
『鶏ひき肉の焼きいなり風』の作り方
材料(2〜4人分)
油揚げ 正方形サイズの場合‥4枚/長方形サイズの場合‥2枚
板海苔 1枚
鶏ひき肉 150〜180g
卵 小1個
片栗粉 小さじ2
塩胡椒 各ひとつまみ
A 醤油 大さじ1
A 砂糖 大さじ1
A みりん 大さじ1
A 酒 大さじ1
A だし汁 50cc
煎り胡麻 おこのみで
作り方
①ボウルに鶏ひき肉、卵、塩胡椒、片栗粉を入れてよくこねる。
材料が全体によく混ざり合うよう、粘りがでるまでよくこねましょう。
②油揚げを包丁で開いて長方形にする。
油揚げは焼いて油を落とすので、熱湯をかける等の油抜きは不要です。
③板海苔は軽くあぶり、縦に4等分に切る。
軽くあぶることで、開封して時間の経った海苔も香りが立ちます。
④開いた油揚げに、こねた1の具をまんべんなく塗る。
⑤その上に切った板海苔を乗せる。
板海苔がはみ出る場合は内側に折りたたみましょう。
⑥油揚げの手前を持ち、手前から奥へ巻く。
きつく巻くと横から具が出てくるので、ふんわりと巻きましょう。
⑦巻きがほどけないよう、爪楊枝でとめる。
⑧フライパンに油を入れずに、巻き終わりを下にして中火で熱する。
先に巻き終わりを焼いて固めることで、巻き解けづらくなります。
⑨両面こんがりと焦げ目をつける。
⑩Aの調味料を加えて、ひと煮立ちさせる。
⑪具を転がして全体に汁をなじませ、汁気が飛ぶまで中火で煮ころがす。
中まで火が通ったら、爪楊枝を取りましょう。
よく冷えたお酒で乾杯!
仕上げに煎り胡麻を軽くまぶせば出来上がり。
お好みでからしやわさびをつけても美味しいですよ!
甘辛い味付けですが、中は淡白な鶏肉なので仕上がりはくどくありません。
香ばしい油揚げに煮汁がジュワッと染み込み、中はふんわりさっぱり!
上品な味なので、日本酒や焼酎、白ワインなど繊細なお酒と相性が良いです。
板海苔の代わりに、中にしそを巻いても美味しく頂けます。もっとコッテリ食べたいという方はチーズを使うのもおすすめです。
冷めても美味しいので、常備菜にもぜひいかがでしょうか。
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