ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

たまにはきゅうりを炒めてみませんか?

体のほてりを冷ましてくれる効果が期待できるきゅうり。よく冷やしたきゅうりは塩昆布とからめたり、塩もみしてたたきにしたり、簡単でもおいしくいただけるのがうれしい食材ですね。 きゅうりといえば冷やして食べることが多いですが、たまには加熱した料理を楽しんでみませんか? 夏は暑いからといって、つい冷たいものを摂取しがちですが、体を冷やし過ぎるのもよくありません。胃を冷やさず、不要なほてりだけをうまく取り除けたらよいですよね。 疲れがちな暑い日々、ガーリックを効かせてスタミナも満点!くどくない味付けで食べやすく、さっぱりとしたお酒との相性もよいですよ。

『なすときゅうりのガーリック炒め』の作り方

材料(大皿で2人分・小鉢で4人分)

なす 大1本 きゅうり 1本 サラダ油 大さじ2 ニンニク 2片 A 酒 大さじ1 A みりん 大さじ1 A 醤油 大さじ1 A オイスターソース 小さじ1

作り方

①きゅうりは乱切り、ナスは食べやすいサイズに細長く切る。
②輪切りニンニクをサラダ油でカリッとするまで揚げる。
フライパンを傾けて、ニンニクがしっかりと油に浸るようにしましょう。
③ニンニクを一旦取り除き、ニンニクの香りを移した油でなすを強火で炒める。
④なす全体に油をなじませたら、きゅうりを加えて軽く炒める。
⑤ニンニクとAの調味料を注ぎ、汁気がなくなるまで煮詰める。

お酒と一緒に乾杯!

とろりと柔らかいなすに、独特の食感のきゅうりはちょっと大人の味。 温かい料理を頬張り、よく冷えたお酒でキュッと流すようにすると、至福のひとときが味わえますよ。 ガーリックを使っているのでパンチはありますが、味がくどくないので、繊細な味のお酒とも相性がよいです。日本酒や焼酎、白ワインとも合いますよ。 お好みでミニトマトを加えたり、豚肉を加えてもおいしくいただけます。実は冷やして食べてもおいしいですよ!

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