ライター : Uli

webライター

スイーツ作りに使われる「コーンスターチ」とは?

コーンスターチの原料はとうもろこしのデンプンです。片栗粉よりも粒が細かく、小麦粉のように粘りが強くないのが特徴。なめらかな食感のケーキや、軽い食感で口どけの良いクッキーを作りたいときなど使われます。カスタードクリームのとろみづけや、揚げ物の衣としても使われる食材です。

コーンスターチは代用できる

お菓子を作る際コーンスターチがなければ代用品を使いましょう。薄力粉や片栗粉など身近なもので置き換え可能ですよ。コーンスターチの割合が低いレシピであれば、仕上がりに大きな差はでません。お菓子の種類によって適している代用品が異なるので、目指すお菓子の食感によって使い分けましょう。

ひと目で分かる!スイーツ別コーンスターチの代用品まとめ

薄力粉片栗粉米粉タピオカ粉
チーズケーキ☆☆☆☆☆
カスタードクリーム☆☆☆☆☆
クッキー☆☆☆☆☆☆☆☆☆

薄力粉

薄力粉で作るチーズケーキはなめらかな舌触りではあるものの、口どけの良さはコーンスターチにやや劣ります。カスタードクリームはなめらかで粘りがあり、冷めるとプルっと固まって弾力がでるのが特徴。クッキーは粉っぽさのある重めの食感です。小麦の旨味が濃く、どのお菓子も濃厚な味わいに仕上がります。

片栗粉

片栗粉で作るチーズケーキは、コーンスターチや薄力粉と比べるとなめらかさがなく、ややざらつきがでやすいです。カスタードクリームはもっちり弾力があり、クリームらしいなめらかさはありません。クッキーはコーンスターチほどではないものの口どけが良く、軽いサクホロ食感です。コーンスターチ同様、味と風味にクセがありません。

米粉

米粉で作るチーズケーキはなめらかな舌触りで、ややもっちりとした弾力があります。カスタードクリームはなめらかで、独特の粘りがあるゆるい糊状です。クッキーは口の中でホロホロと崩れ、コーンスターチとは異なる食感に仕上がります。米粉は特有の風味があり、入れる量が多いと米の風味をふんわり感じますよ。

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