ライター : tep

監修者 : 工藤 孝文

みやま市工藤内科 院長

スナッキングとは?

ダイエットをおこなううえで、まず最初に思い浮かぶ言葉といえば、「制限」かもしれません。食事制限、カロリー制限、糖質制限……制限するものは違っても、"何かを控える"という意味では、少なからずツラさがつきまといます。 しかし、近年海外では「食べて痩せるダイエット」が主流になりつつあります。ただ細ければいいという考え方から抜け出して、女性らしいカーヴィーな体型を目指す人が増えているからです。そのためには何かを制限するよりも、食べながら痩せる健康的な生活がマスト。

海外モデルも実践!

今回ご紹介する「スナッキング」は、海外モデルも実践していることで話題になっている、ダイエットの新メソッド。ひと言でいうと、「間食をして痩せる」ダイエット法です。これまで、ダイエット中の間食は控えるのが当たり前でしたが、スナッキングでは間食に適した食べ物を摂ることで、効率的な減量を目指します。 本当に、間食しながら痩せられるのでしょうか。また、どんなふうにおこなえばよいのでしょうか。今回は、ダイエットの新トレンド「スナッキング」をご紹介します。

スナッキングのダイエット効果

空腹に耐えられず、ついつい夜ご飯を食べ過ぎてしまった!という経験がある人、いらっしゃいますか? または、空腹感でストレスを溜めすぎてダイエットが続かない、などなど。ダイエットの基本中の基本は「継続」ですから、イライラはダイエットの大敵でもあります。 スナッキングでは、過度な空腹の時間を作らず、栄養価が高い食材を適量、間食として摂るようにします。みなさんは、食事の間隔はどのくらい空いていますか? おそらく6〜7時間程度、人によって8時間以上空くこともあるのではと思います。

スナッキングで防げる!ダイエットの落とし穴

食事間隔が大きく空くと、大きなデメリットが考えられます。それは、空腹の反動による食べ過ぎです。適量以上に食事を摂ってしまうため、普通に3食摂っているつもりでも、自然とカロリーオーバーしているなんてことが起こるんです。 このデメリットを防ぐことで、むしろ肥満の原因を取り除けるのが、スナッキングなんです。でも、単に間食を摂ればよい、というわけではありません。正しいやり方とおすすめの食品があります。以下に、まとめてみました。

スナッキングの正しいやり方

空腹の時間を作らない

ヘルシーで栄養価の高い食品を、空腹を感じすぎないタイミングで適量摂ることが基本です。12時にランチを食べたとして、もし夕食が20時になりそうだったら、15〜16時頃に間食を摂るとよいでしょう。
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