ライター : BBC

いま話題のイギリス生まれのうどんとは

うどんの上にボリューミーなベーコンと卵がのった、イギリス生まれの「イングリッシュブレックファストうどん」が注目されています。イギリスのロンドンにある「こやバー(KOYA Bar)」の日本人のシェフが作ったのが発祥です。 その「イングリッシュブレックファストうどん」とはどのようなものなのでしょうか? イングリッシュブレックファストとは、その名の通りイギリスの朝食を意味します。トーストやベーコン、目玉焼き、キノコのソテーやソーセージなどがのったヘビーなプレートのこと。 つまり、イングリッシュブレックファストの定番食材を、日本を代表する和食・うどんの上にすべてのせたものが、「イングリッシュブレックファストうどん」なんです。

気になる味は……?

「イングリッシュブレックファストうどん」は、ベーコンの香ばしさとバターのコクがなんともいえない味わいで、いりこと椎茸のダシが奥深く、見事なハーモニー。また、目玉焼きの黄身を割って食べれば、よりまろやかになり、一層箸が進みます。 もちもちツルツルの麺は自家製麺なんだとか。店主のこだわりを感じますね。
ちなみに、「こやバー」の『イングリッシュブレックファストうどん』は、モーニングメニューなだけあって、午前11時半までの限定メニュー。実際に店舗にいく際は時間に気をつけてくださいね。 しかし、「イングリッシュブレックファストうどん」が食べたいけど、ロンドンまで行く用事はないという方のほうが多いのでは?そんなときは自分で作ってみましょう!ではさっそく、「イングリッシュブレックファストうどん」の再現レシピを紹介します。

イングリッシュブレックファストうどんの作り方

まずはトッピングに使う干し椎茸に、適当量の水を加え、ラップをして電子レンジで3分ほど加熱をし、もどします。加熱が終わったらラップをそのままにして、15分放置します。フライパンを弱火であたためてから、油を入れずベーコンを並べて焼いていきます。ベーコンがカリッと焼きあがったら、お皿に移し、目玉焼きを作ります。 あとは通常通りうどんを茹で、つゆの素と椎茸のもどし汁を混ぜ、味を調節し、器に盛り付ければ完成です。お好みで黒コショウ、バターなどを加えて召し上がってみてください。

おわりに

日本から遠く離れた場所で生まれた「イングリッシュブレックファストうどん」。日本食のうどんが、他国でさらにおいしくアレンジされているのはうれしいですよね。これはぜひ一度食べてみたい!イギリスまでいけないという方も、自宅で再現できるので、ぜひ味わってみてください。

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