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よく噛むことはいいことづくめ!
よく噛んで食事をすることは、消化・吸収力のアップにもつながります。体にも嬉しい効果がいっぱいですが、引いては小顔・顔を美しくする効果があるんです。まずよく噛むことでどのような効果が体内で得られるかについて見ていきましょう。
噛む→唾液が出る→消化の準備スタート
「噛む」ことで小さくなった食べ物は消化酵素などで分解されますが、ある程度小さくなっていないと消化酵素はうまく働かないのです。よく噛まずに大きいかたまりのまま食べ物が胃腸に入ってくると、必要以上に酵素を使用してしまい、もちろんその分胃腸にも負担がかかります。
しっかりと噛めば唾液も分泌され、消化器官も「消化しないと」と準備をスタートします。前準備が消化・吸収にはとても大事なんです。
満腹感を感じやすく食べすぎも防ぎます。
よく噛んで食べるということは当然時間もかかりますよね?1度の食事には20分はかけるといいといわれています。味わって食べると、満腹神経が刺激されて「食べるのをやめよう」と脳に伝達してくれるんです。この時間がちょうど20分はかかるんだとか。
早食いで5分程度で食事をすませると、脳が満腹感を感じないまま、余分に食べすぎたり間食も増えたりするんですね。時間をかけて食べればそういった心配はありません。
またよく噛んで体内に栄養素を十分吸収することで、代謝力も上がり脂肪を燃焼しやすい体にもなります。よく噛まないと栄養素が不足していると体が察知し、少ない栄養素でがんばろうと代謝力もダウン、脂肪などもためこもうとしてしまうので、痩せにくくなるわけです。
左右の歯でバランスよく噛むのもポイント!
噛むときって無意識のことが多いんですが、ついついどちらかの歯にかたよって噛んでしまいがち。片方の歯だけで噛んでいるのは実は体のゆがみにも影響するんです。ですので左右の歯でバランスよく5回づつ3セットで計30回噛むのが理想的。
今まで自分がどういう風に食べ物を噛んでいたかチェックし、食事のときには左右の歯で均等に噛むように心がけましょう。
「でも30回噛むのって難しい…」 そう思われる方がほとんどでしょう。私も実践したことはありますがなかなか30回は難関です。最初は簡単なところからトライしてみましょう!
麺類やパンよりごはんを食べよう
麺類はおいしいですが、ラーメン・パスタにしろ噛まずにずるずると食べられちゃうんですよね。"そばはのど越しで"なんていいますが、これは消化にはよろしくないんです。パンも飲み物やスープを一緒に食べることが多く、あまり噛まずにも食べられます。
ですので、「ごはん」(おかゆやお茶漬けはダメです)をよく噛んで食べる、ここから始めてみましょう。ごはんは噛んでいくと甘みが出てきておいしいともいいますのでぜひ。
丼ものなど一品料理でなく、何品か用意して食べる
丼ものはパッと食べられて便利ではありますが、かきこんで食べることにもなるので、やはり主食・主菜・副菜と定食の形にして食べるようにしましょう。日本にはたくさんの主菜・副菜があると思っています。丼ものにしなくともしっかり栄養も摂取できて、簡単に用意できるもの、ありますよね。
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