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イタリアで定番の「カタラーナ」
みなさん、「カタラーナ」というスイーツを知っていますか?
イタリアでは大定番となっているスイーツなのですが、じつは発祥はスペインのカタルーニャ地方。カスタードの甘さとカラメルのほろ苦さのバランスが絶妙で、好きだというかたも多いのではないかと思います。
お店で食べるイメージの強いカタラーナ。なので作るのがむずかしいのではと感じるかもしれませんが、材料もシンプルで意外と簡単に作ることができるんですよ。まずは、基本のレシピからご紹介します。
「カタラーナ」基本の作り方
ボウルに砂糖と卵黄を入れて、するように混ぜ合わせます。バニラビーンズはさやをナイフでカットして種を取り出し、鍋に生クリームと牛乳、バニラビーンズのさやと種を両方入れて、ふつふつと沸いてくるまで加熱します。火を止め、バニラの風味づけをするためにしばらくそのままにし、卵黄と砂糖を混ぜたものに生クリームと牛乳を加えます。
泡が立たないように静かに混ぜたら生地をこしてしばらく落ち着かせ、型に流し入れて熱湯を張った天板に並べ、140度のオーブンで15~20分間焼きましょう。焼けたら粗熱がとれるまで室温で冷まし、表面にたっぷりと砂糖をのせ、バーナーでキャラメリゼして完成です。
基本の作り方が分かったところで、ここからはアレンジレシピをご紹介します!
1、オレンジを入れてフルーティーに
生クリームと牛乳を煮立てるときに、すりおろしたオレンジの皮やオレンジ果汁を加えましょう。酸味がほどよく感じられるカタラーナになりますよ。オプションでカルダモンやフェンネルシードなどのスパイスを加えても、味にメリハリがついておいしく仕上がります。
2、ホワイトチョコをプラス
こちらは、キャラメリゼしたホワイトチョコを中に入れて作ったカタラーナです。トッピングにはベリー類などのお好きなフルーツに加え、ミントの葉なども飾ってみましょう。トロッとした食感のなかに、キャラメリゼした食材が入っているのもまた楽しそう!
3、ラズベリーの甘酸っぱさに浸る
牛乳、生クリーム、ベイリーフ(ローリエ・月桂樹の葉)、シナモンスティック、バニラビーンズを鍋に入れて煮立て、ラズベリーは6つの金型に分けて入れます。卵黄と砂糖をなめらかになるまで混ぜ合わせたら、鍋で煮立たせたものと合わせて再度加熱します。
バニラビーンズ、シナモン、ベイリーフなど、香りづけに使ったものはすべて取り除いてくださいね。
再加熱するときは、絶えずかき混ぜて沸騰しないように注意し、金型に注いで冷蔵庫で数時間冷やし固めて完成です。
4、チョコレート風味はいかが?
チョコレートは湯せんして、カスタード生地に加えましょう。塩もすこし加えてよく混ぜ、金型に分け入れて室温でしばらく冷ましたら、最低でも4時間冷蔵庫で寝かせます。トッピングにはお好きなフルーツをどうぞ。チョコレート好きな方にはぴったりですね!
【おわりに】
カタラーナ作りでもっとも大事なのは、カスタード生地を作るときに沸騰させないようにすること。火加減は弱めで、気をつけて作ってみてくださいね。手作りのカタラーナを、思う存分味わってみましょう!
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