⑤ 黒豆と豆乳のスープ

タンパク質が豊富に含まれている豆。動物性タンパク質と比べ消化にもいいのでカラダに負担がかかりません。日頃、動物性タンパク質(お肉)をよく食べてる人は豆製品に置き換えて胃腸を休めてあげるといいでしょう。食物繊維もたくさん含まれているので便秘改善にもつながります。 カファの人は豆乳を少なめにしてあげるといいでしょう。
材料
・黒豆       50g ・タマネギ     2分の1 ・豆乳(無調整)  200g ・ジンジャー    大さじ1 ・水        200g ・酢        小さじ2 ・味噌       小さじ3 ・黒ごまペースト  大さじ2 ・ごま油      大さじ1 ・鷹の爪      ひとかけら ・塩        適量
作り方
1、黒豆を一晩水につける。 2、鍋にごま油、ジンジャー、アサフェイダを入れる(アサフェイダというスパイスは豆のガスを排出してくれます)。 3、タマネギを加え軽く炒め黒豆を入れる。 4、水を加え、豆が柔らかくなるまで煮る(圧力鍋を使うと速いです)。 5、ブレンダーやミキサーで液状になるまで混ぜる。 6、酢、味噌、黒ごまペースト、鷹の爪を加え、最後に豆乳を加えて温める(無調整豆乳は分離するので最後に入れましょう)。 7、塩で味を整えて完成。
外食や加工品、添加物に慣れていると舌は麻痺しまいます。みなさんのなかにも、濃い味に慣れてしまっている人が多いのではないでしょうか。 そんな人は、味付けはいつもより薄めにし、味覚を戻してあげましょう。どんなにいい素材を使っていても味が濃すぎたり、添加物いっぱいの調味料だと体には毒になります。そして、新鮮な野菜を使い、素材の味を楽しみましょう。 お料理はシンプルが1番です。無駄なものは削り、体にいいものだけを取り入れていきましょうね。

ポイントは「フェネグリーク」

今回のレシピでは、ニンニクの代わりに「フェネグリーク」というスパイスを何品かに使いました。料理の風味を加えるうえでニンニクは欠かせない食材ですが、体が不調のときにはイライラや不安を悪化させるデメリットがあります。 一方のフェネグリークは、ニンニクと同じく風味アップに役立ちます。さらに消化促進や、血液循環を活性化する効果があり、女性ホルモンにも積極的に働きかける効果を兼ね備えた優秀なスパイスなんです。ただし入れすぎると苦味が増すので少量使いがオススメ。

少しずつ、でも着実にキレイに近づく

アーユルヴェーダスープを飲むことで体を休めるだけでなくデトックス作用が期待できます。食べたものの未消化が少しずつ減っていくことで、体内がキレイになっていきますよ。おいしく食べられて、体もキレイになるなんて一石二鳥!盛り付けも工夫すると見た目にも楽しくなりますよ。

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