目次
小見出しも全て表示
閉じる
冷凍した食材でこんな経験はありませんか?
安いときに食材をまとめて買っておいてとりあえず冷凍に。しかし長期間使わなかったら味は落ちてしまい、「冷凍焼け」を起こしてしまうことにもなりかねません。
「やっぱり冷凍だとおいしくなくなっちゃうか...」とガッカリ。でも冷凍でも食材をおいしく長持ちさせるコツがあるんですよ。それが最近話題になっている「塩フリージング」。
食材に塩を加えておいしく長持ちに!
「塩フリージング」のメリットは食材を塩ゆで・塩もみすることで食材の余計な水分が抜けるため、きゅうりやじゃがいも、葉物の野菜など今までなら冷凍に向かないとされていたものも冷凍保存できるということなんです。
肉や魚も可能です。
肉は塩を振って冷凍しておけば1ヶ月ぐらいたっても色は変わらないし、食べても解凍したものとは思えない風味と食感に。アジ・いかなどの魚介類は新鮮なうちにそのまま内臓もとらずに塩水に浸して冷凍すれば、解凍後になんとお刺身で食べることも可能なんだそうです。
下ごしらえ不要なのもありがたい!
塩フリージングした食べ物はだいたいカットしてから冷凍しますので、下ごしらえも不要ですぐ料理に使えます。時短にもつながって便利です。
また塩フリージングした肉・魚は調理することで、その素材にしみ込んだ塩味とそれによって引き出されたうまみでとってもおいしくなるんですって。
塩フリージングには食材の種類によって、「ゆでる」「もむ」「つける」「ふる」などの方法がありますが、ではどのようにすればいいんでしょう?
葉物・根菜類は短時間塩ゆでしましょう。
アスパラ・いんげん、葉物の野菜、根菜類(にんじん・れんこんなど)、魚の切り身などは塩ゆでの上、冷凍保存しましょう。お湯を沸騰させて、その量の1%程度の塩を加えて、10秒をめどとしてさっとゆでればOKです。
たくさんの食材をいっぺんにお湯に入れますとお湯の温度が下がるので気を付けましょう。
水分の多い野菜は「塩もみ」に
キャベツや大根、きゅうり等水気が多い野菜は、薄くスライスして塩もみし、水分を抜けば冷凍保存出来ちゃいますよ。解凍して和え物に使ったりサラダに使ったりしてもシャキシャキ感が味わえます。
- 1
- 2
塩の人気ランキング