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カッサバ(キャッサバ)って何?
カッサバ(キャッサバ)とは「cassava」と書き、フィリピンでは "マモティンカホイ"と呼ばれている芋のことだそうです。日本ではまだそれほどなじみがない野菜かと思いますが、実は「タピオカ」はこのカッサバのでんぷん質から作られたものなんだとか。
カッサバ自体には味がありませんが、食感はレンコンと里芋を合わせたような感じで、なんと8割以上がでんぷん質の食材だそうです。環境があまりよくない中でも生育しやすいので、近年ではバイオ燃料の原材料として、ブラジル・ナイジェリアなどでたくさん栽培されているそうですよ。地球にやさしい植物なんですね!
カッサバのケーキはケーキといっても、もちもちとした味わいが魅力のようです。では、カッサバケーキのココナッツ添えの作り方をご紹介しますね。
「カッサバ(キャッサバ)ケーキのココナッツ添え」の作り方
材料・4人分
細切りにしたココナッツ...100グラム
塩...小さじ8分の1
すりおろしたカッサバ(タピオカでもOK)...400グラム
砂糖...100グラム
ココナッツミルク...125グラム
水...50グラム
片栗粉...大さじ2杯
塩...ひとつまみ
パンダンの葉...3,4枚、10センチ前後にカットします。
バナナの葉...1枚 ※オプションで
沸騰させるために水...適宜
調理方法
1、大きめの鍋に水を入れて沸騰させます。細切りにしたココナッツに小さじ8分の1杯の塩を入れて混ぜ、ステンレス製の容器に入れ、3,4分間蒸しましょう。蒸したら冷ますためにいったん脇に置きます。
2、フードプロセッサーを使って、すりおろしたカッサバと砂糖、ココナッツミルク、片栗粉、水、ひとつまみの塩を混ぜあわせます。45秒ぐらいよく混ぜ合わせられるまで撹拌します。
3、17センチ四方の型に混ぜ合わせたものをいっぱいに注ぎます。パンダンの葉をその上にのせて40分ぐらいカッサバの混合物を大きい鍋に入れて中火でスチームします。
4、カッサバの混合物は蒸し終わったら、十分に冷ましてカットします。小さいキューブ状にカットしていき、食べる直前にココナッツの細切りにまぶしましょう。
5、オプションで下にバナナの葉をしいてカッサバケーキを盛り付けます。
東南アジアのデザート、ココナッツの甘さでもちもちとしたカッサバの素朴な味わいを楽しみましょう!生のカッサバが見つからなかった場合は冷凍のすりおろしたカッサバでもいいそうですが、解凍したときに水が出ますので、その水分をよく切って使ってくださいね。
こちらの記事を参照しました。
追記・「パンダンの葉」とは?
甘い香りがするハーブで、タイやスリランカなどで使われているそうです。主にデザートの香りづけで使われるんだとか。
輸入食品を扱うお店などであるのではないかと思いますが、ネットで購入できるところがありましたので、気になる方はチェックしてみてくださいね。(冷凍されているパンダンの葉ですが、解凍して使ってももちろん問題はなく香りも出るそうです。)
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