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「ストラータ」とは?
ストラータとは、キャセロールの親戚で、パンや卵、チーズ、野菜やハム等をレイヤーにしてオーブンで焼くアメリカの料理です。
ブランチに最もよく食べられ、キッシュに似た感じの味わいです。
ストラータの最初のレシピは1902年、パンをレイヤーにし、ホワイトソースとチーズでグラタン風に焼かれたチーズストラータだとされていて、当時、卵は使われていませんでした。
いつ頃から卵が使われる様になったかは定かでありませんが、今日のストラータは卵を使うレシピがほとんどです。
それでは、ストラータのレシピをご紹介しましょう。
1.チーズとベーコンのストラータ
フライパンでベーコンを炒め、お皿に取り、フライパンに残った油を拭き取ります。
ボールに、卵、牛乳、塩、胡椒を入れ混ぜます。
大きなジップロックバッグに適当な大きさに切ったパンを入れ、卵液とおろしたチーズ、炒めたベーコンを切って入れ、しっかりと封をし、卵液がパンに滲み込む様に、外から何度か押さえ、30分から一晩、卵液が全部パンに滲み込むまで冷蔵庫に入れます。
油を塗ったスプリングフォーム型に生地を入れ、炒めていないベーコンと細切りのチーズを散らし、アルミホイルで緩く蓋をし、180℃のオーブンで25分焼きます。
蓋を取り、表面が泡立ち、金色になるまで更に10分焼きます。
オーブンから出し、そのまま5分置いてから型から出します。
2.ホワイトチェダーチーズとケールのストラータ
フライパンに油を入れ、中火にかけ、玉葱を5分程炒め柔らかくします。
ニンニクを入れ、更に30秒ほど炒め、ケールを入れしんなりするまで炒めます。
塩、胡椒、唐辛子フレーク(お好みで)を入れ混ぜ、火から下します。
オーブン対応の四角の型にバターを塗り、一口サイズに切ったパン、1/3の量のケールとチーズを上に乗せます。これを3回繰り返し、レイヤーを作ります。
卵、牛乳、マスタードをボールに入れ混ぜ、注意しながら少しずつ、パンを入れた型に流し入れます。パンが全部浸かる様に入れます。
チーズを上にふり、アルミホイルでしっかり蓋をし、オーブンで45〜55分焼きます。
*焼く前に蓋をした生地を冷蔵庫で1日まで保存可能です。
3.ブリーとマッシュルームのストラータ
スキレットにオリーブオイルを入れ、シャロットを柔らかくなるまで3分程炒め、ニンニクを加え、30秒程炒めます。マッシュルーム、生のタイムの葉、塩を加え8〜10分炒めます。
白ワインを入れ強火にし、水分がなくなるまで炒めます。
卵、生クリーム、マスタード、塩、胡椒をボールに入れ混ぜます。
一口サイズに切ったパンをオーブン対応の容器に入れ、マッシュルームを炒めた物を乗せ、賽の目に切ったブリーチーズを乗せ、卵液の半分を流し入れます。
これをもう一度繰り返し、卵液が全体に滲みるように軽く押さえ、蓋をし、冷蔵庫で2時間から一晩休ませます。
容器にアルミホイルで蓋をし、天板に乗せ、温めたオーブンで1時間程焼きます。
アルミホイルを取り除き、擦りおろしたパルメザンチーズをかけ、蓋をせずに15〜25分、金色になるまで焼きます。
10〜15分、そのまま置いてから切り分けます。
4.地中海風卵のストラータ
耐熱容器の内側にバターを塗ります。
フライパンにバターを入れ、ニンニクとシャロットを炒め、マッシュルームとマジョラムを加え炒めます。
ボールに切ったパン、オリーブ、サンドライトマト、アーティチョーク、パルメザンチーズ、生のモッツァレラチーズ、塩、胡椒を入れ混ぜ、マッシュルームを炒めたものを加え、耐熱容器に入れます。
別のボールに卵、ハーフ&ハーフを入れ混ぜ、耐熱容器に注ぎ入れ、バジルとパルメザンチーズをふり、天板に乗せ、160℃のオーブンで50分程焼きます。
5.ブルーベリーとクリームチーズのストラータ
パンを一口サイズに切ります。
ボールに卵を入れ混ぜ、牛乳、小麦粉、バニラエッセンス、砂糖、塩を入れかき混ぜます。
パンを卵液に入れ、完全に浸し、バターを塗った耐熱容器に移し、ブルーベリーを入れます。クリームチーズを賽の目に切り、全体に散らばる様に入れます。
蓋をし、冷蔵庫で2時間から出来れば一晩冷やし、190℃に温めたオーブンで表面が茶色にカリッとするまで30〜40分焼きます。
メープルシロップとホイップクリーム、レモン、粉砂糖をかけて食べます。
終わりに
ストラータ、前日に準備しておいて冷蔵庫に入れておけば、翌日はオーブンで焼くだけの楽々メニューですね。
焼けるまでの間、ゆっくりコーヒーでも飲みながら寛げるので、まさに休日の朝に最適のメニューだと思います。是非、作ってみて下さい。
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