ライター : TK

ドライトマトの作り方

●天日干しで作る方法
チェリートマト2キロを奇麗に洗い、半分に切ります。 天板にトマトの断面を上にし、重ならない様に並べます。 塩をふりかけます。 トマトが完全に乾燥するまで2〜3日、天日干しします。 軽い布を被せ、夜間は家の中に入れ、翌日、再度天日干しします。 密閉容器に入れ、冷蔵庫で1年保存可能です。 少し取り分け、ジャーに移し、オリーブオイルを入れても保存出来ます。お好みでローズマリーを入れると、ハーブの香りを楽しめます。オリーブオイル漬けのものは、冷暗所での保存も可能です。
●オーブンで作る方法
オーブンを90℃に温めます。 チェリートマトを奇麗に洗い、半分に切り、断面を下にしてペーパータオルの上に数分間置き、余分な水分を抜きます。 オリーブオイル、ニンニク、塩を入れたボールにトマトを入れ、万遍なく混ぜます。 天板にトマトを並べ、完全に乾燥するまでオーブンに入れます。 時間はトマトの大きさとオーブンの種類により変わってきますが、チェリートマトの場合、5時間前後です。 乾燥すれば、オーブンから出し、完全に冷まします。 密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。6〜9ヶ月の長期保存が出来ます。
次にドライトマトを使ったレシピをご紹介します。

1.カプレーゼブレッド

ローフ型にバターを塗り、オーブンを175℃に温めておきます。 中力粉、強力粉、ベーキングパウダー、重曹、塩を混ぜます。 刻んだ生バジル、細かく切ったモッツァレラチーズ、刻んだドライトマトを粉類に入れ、混ぜます。 別のボールに卵とオリーブオイルとバターミルク(無ければ牛乳とレモン汁)を入れ混ぜ、粉類に入れ、木ベラで混ぜ、ローフ型に移し平にします。生地はべとついた感じになります。オーブンで40〜45分焼きます。

2.サンドライトマトのフェットチーネ

プレーンのギリシャヨーグルト、サワークリームをボールに入れ混ぜます。 オリーブオイルをフライパンに入れ中火にかけ、ニンニクとサンドライトマトを入れ、香りが出るまで2分程炒めます。 火をやや弱め、賽の目に切ったトマト、トマトペースト、グラニュー糖を加え、よく混ぜます。 ギリシャヨーグルトとサワークリームのミックスをゆっくり入れていき、すばやくかき混ぜます。全部が混ざり合えば火を中火からやや強火にし、とろみがつくまで5〜7分煮ます。 塩、胡椒で味をつけ、ほうれん草(できれば生食用)を入れます。 ほうれん草がしんなりすれば、茹でたパスタを入れ火を止めます。 ソースが固ければ、パスタの茹で汁を少量加えます。

3.サンドライトマトと鮭のグリル

オリーブオイルに浸けたサンドライトマトとオイル、バルサミコ酢をよく混ぜ、パセリを入れます。 アルミホイルでカバーした鮭とアスパラガスをオーブンでグリルします。 10分経てば、鮭とアスパラガスにドレッシングをかけます。更に10分、オーブンでグリルします。お好みで塩、胡椒します。

4.サンドライトマトのグルメサラダ

白ワインビネガー、オリーブオイル、マスタード、ラズベリーかイチゴジャム、イタリアンシーズニング(無ければお好みの乾燥ハーブ)、塩、胡椒を混ぜ、ドレッシングを作り冷蔵庫で冷やしておきます。 お好みのサラダグリーン、人参、パプリカ、葱、サンドライトマト(お好みでオリーブオイル漬けのもの)、レーズン、フェタチーズ、ローストした松の実をボールに入れ混ぜ、ドレッシングで和えます。

5.地中海風卵

大きめのスキレットに、バターとオリーブオイルを入れ中火にかけます。 バターが溶けると、玉葱を入れ炒め、弱火にし、柔らかく茶色になるまでゆっくり約1時間炒めます。 ニンニクとサンドライトマトを入れ、1〜3分炒め、スキレットに均等に広げます。 卵を割り入れ、そぼろ状のフェタチーズ、塩、胡椒をふります。 蓋をし、10分程調理します。火を止め、刻んだパセリをふります。
終わりに
一度に沢山作って保存しておけば、色々なお料理に使えるので、ドライトマトは作る価値が大いにあると思います。長期保存出来るのも嬉しいですよね。 パスタやサラダ、鶏肉料理にも合いますので、作って後悔しないおすすめの食材です。

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