ライター : sara

元パティシエの主婦ライター

強力粉の代用方法は?記事のまとめ

  1. パン作りには中力粉・準強力粉・全粒粉で代用できる
  2. 仕上がりを重視するなら準強力粉が一番近い代用品
  3. 食感や風味が変わるため、料理に合わせた使い分けが重要

プロが解説!強力粉の代用方法

Photo by macaroni 料理家 えも

「パンやピザを作りたいのに、強力粉が家にない……」そんなときに役立つ、身近にある強力粉の代用品をご紹介します。

粉の種類によって食感や仕上がりは大きく変わるため、選び方と使い方がとても大切です。失敗しにくい強力粉の代用方法を、プロ目線でわかりやすく解説しますよ。

元パティシエの主婦ライター

sara

元パティシエで週に1回以上パン作りを楽しむ筆者が、実際の経験をもとに代用方法や注意点を紹介します。

そもそも強力粉とは?代用する際のコツ・ポイント

Photo by macaroni

種類たんぱく質量グルテンの強さ粒子主な用途
強力粉約11~13.0%非常に強い粗めパン、ピザ生地、餃子の皮、中華麺
中力粉約9~11%中程度中程度うどん、そうめん、お好み焼き
薄力粉約6~9%弱い細かめケーキ、クッキー、天ぷら
小麦粉は薄力粉・中力粉・強力粉の3つの種類があります。「強力粉」は、粒がかため・たんぱく質量が多い小麦である硬質小麦を製粉した粉のことです。たんぱく質量とグルテンが多いのが最大の特徴。

たんぱく質量が多いほど生地の弾力が強くなるため、モチモチとしたパン作りに最適の粉です。強力粉の代用するときは、仕上がりの食感が変わることを前提に選びましょう。(※1)

代用品1. 中力粉

Photo by 満畑ペチカ

中力粉は強力粉と薄力粉の中間的な性質を持つ小麦粉です。グルテン量がある程度あるため、パン以外の料理や軽めの生地であれば代用しやすいでしょう。

中力粉は適度なグルテンが含まれているので、完全ではないものの生地のまとまりや弾力を再現できます。

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sara

中力粉でパンを作るなら、こねすぎないのがコツです。水分量はやや控えめに調整しましょう。強力粉に比べると仕上がり軽い食感になります。
代用できる料理ピザ生地、軽めのパン、焼き菓子
代用方法強力粉と同量で使用
ポイント水分を少なめに調整
中力粉で作るクッキーのレシピはこちら▼

代用品2. 準強力粉

Photo by akiyon

準強力粉は強力粉よりたんぱく質量がやや少ないものの、グルテンがしっかり形成される小麦粉です。

パン作りにも使われる粉のため、強力粉の代用品としてはかなり近い存在といえるでしょう。灰分量が多く、少し風味にクセがあります。

元パティシエの主婦ライター

sara

生地の弾力はやや弱く、伸びのある質感になります。ソフト系パンに使う場合は、牛乳や卵を加えると口当たりがよく仕上がるのでおすすめ。
代用できる料理フランスパン、食パン、クロワッサン
代用方法強力粉と同量で使用
ポイント風味が強く、焼き色もつきやすい
準強力粉で作るフランスパンのレシピはこちら▼

代用品3. 薄力粉

Photo by もあいかすみ

薄力粉はグルテン量が少ないため、パンの代用として使用しても強力粉と同じ仕上がりにはなりません。しかし、用途を選べば十分に代用が可能です。

クッキーやスコーンなど軽く、やわらかい食感を活かした料理に向いています。

元パティシエの主婦ライター

sara

生地が緩くなりやすい&弾力のあるパンには不向きです。ふんわり感を楽しむレシピに使いましょう。
代用できる料理フォカッチャ、スコーン、ナン
代用方法水分量を必ず減らして調整
ポイント軽くやさしい食感に仕上がるため用途を選ぶ
薄力粉で作るスコーンのレシピはこちら▼

代用品4. 米粉

Photo by macaroni

米粉は小麦粉と異なりグルテンを含みません。そのため、グルテンが強い強力粉と同じ仕上がりを再現する代用はむずかしいでしょう。

揚げ物の衣での代用は、外はカリッと中はもちっとした独特の食感になるのでおすすめです。

元パティシエの主婦ライター

sara

小麦パンと同じ作り方は不可のため、パンを作りたい場合は米粉用レシピを選びましょう。
代用できる料理揚げ物、焼き菓子
代用方法少量を置き換え
ポイントもちっとした食感・専用レシピを使用する
米粉で作るパンのレシピはこちら▼
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