ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

レタスが「50度洗い」でシャキッとする理由

Photo by 稲吉永恵

「50度洗い」とは、約50℃のお湯で野菜を洗う下処理テクニックのことで、しなびた野菜を復活させる効果があります。加熱するのではなく短時間の温水洗いをするため、生のままでシャキッとした食感がよみがえりますよ。

50度洗いはご家庭でも簡単にできるのが大きなポイント。レタス以外の葉物野菜にも使えるので、正しいやり方を参考にぜひ実践してみてください。

約50℃の刺激でレタスの葉にある気孔が一時的に開く

レタスには「気孔」という小さな穴があり、この穴が開閉することで呼吸や水分補給などをおこないます。50度洗いでは、50℃前後のお湯の刺激でレタスの葉にある気孔が一時的に開き、水分を一気に吸収しますよ。

それによってしなびた葉がピンッと張って復活するというわけです。気孔は冷水では開きにくく、逆に温度が高すぎると細胞が壊れてしまいます。50℃前後がベストの温度なのです。

レタスの50度洗いの基本のやり方

1. レタスを食べやすい大きさにちぎる

Photo by 稲吉永恵

しなびたレタスを食べやすい大きさに千切ります。断面が傷みにくいため、包丁で切るよりも手でちぎる方がおすすめです。

2. 50度のお湯を作る

Photo by 稲吉永恵

ボウルに50℃のお湯を用意します。
温度計がないときは、沸騰したお湯と水を同量〜水を少し多めで混ぜるとちょうど50度前後のお湯になります。

3. レタスを浸す

Photo by 稲吉永恵

レタスを入れて10〜20秒ほどやさしく洗います。レタスは浮いてくるので箸で押さえておくと良いです。

4. 水を切る

Photo by 稲吉永恵

すぐにザルにあげ、水気を切ります。ここで重要なのは、冷水にはさらさないこと。水気が残ると食感が落ちるのでザルでしっかり切りましょう。

サラダスピナーで水気を切るのがベストですが、キッチンペーパーで軽く押さえても良いですよ。

50度洗い成功のポイント

  1. 長時間つけない
  2. こすらずやさしく洗う
  3. 洗ったらすぐ水気を切る
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ