野菜ソムリエおすすめの食べ方5「新生姜と牛肉のきんぴら」

Photo by keiji okazaki

新生姜は水分が多く繊維が少ないため、炒めてもおいしく食べられます。牛肉や万願寺唐辛子と炒めてきんぴらにするとごはんが進むおかずに。彩りも美しいです。新生姜は辛味がさわやかで香り高いので、風味豊かなきんぴらになります。

【材料】

万願寺唐辛子、牛こま肉、ごぼう、新生姜、濃口しょうゆ、みりん、白ごま、サラダ油

【作り方】
1. 万願寺唐辛子を縦半分にカットしてワタを取り長さ3cm程度に切り、5秒ほど油通しする
2. ごぼうはささがきにして、新生姜は皮をむいてマッチ棒の長さの千切りにする
3. 牛こま肉を下ゆでし、濃い口しょうゆ、みりん、水の合わせ調味料で煮る
4. フライパンにサラダ油をひき、ごぼうと新生姜を入れて炒め、油がなじんだら、濃口しょうゆとみりんを加えて煮詰める
5. 4に万願寺唐辛子と汁気を切った牛肉を加えて和えて完成

野菜ソムリエおすすめの食べ方6「えびと新生姜の揚げ春巻き」

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新生姜は、シャキッとした食感とみずみずしさを楽しめます。ピリッとした辛味と豊かな香りで肉や魚介類のにおいを消してくれるのも魅力。えびと新生姜の揚げ春巻きは、新生姜の食感とさわやかな風味が引き立ち、揚げ物なのにさっぱりと食べられます。見栄えもよく、おもてなしにも最適です。

【材料】

えび、新生姜、大葉、ライスペーパー、サラダ油、だし汁、しょうゆ、塩、水溶き片栗粉

【作り方】
1
. えびの殻をむき、背わたを取って背開きにしラップをかけてめん棒で叩き伸ばし、塩こしょうで下味を付ける
2. 新生姜は千切り、大葉は縦半分に切り、ライスペーパーは霧吹きで水をかけて戻し、半分に切る
3. ライスペーパーの手前にえびの尾がはみ出るようにのせ、上に大葉と新生姜を重ねて2回巻き、尾と反対側を内に折り込んで最後まで巻く
4. フライパンにサラダ油を入れて熱し、3を揚げ焼きしてバットに上げ、油を切る
5. 合わせ調味料と水溶き片栗粉を耐熱容器に入れ、レンジ600Wで20秒加熱し一度取り出して混ぜ、再度20秒加熱する
6. 4を皿に盛り5をかけて完成

鮮度が命!おいしい新生姜の選び方

Photo by 稲吉永恵

OK:色が白く透明感がある
OK:茎のつけ根の赤い部分が鮮やか  
OK:張りがある

NG:萎びている
NG:切り口が乾燥している


鮮度が高い新生姜は、みずみずしくて色が白く、茎のつけ根の赤い部分が鮮やかです。表面が乾燥しておらず、張りがあるものを選びましょう。切り口が乾燥して変色したりヒビ割れていたりするものは鮮度が落ちているので避けてください。(※1)

おいしさ長持ち。新生姜の保存方法

Photo by leiamama

新生姜は水分が多く傷みやすいです。常温では乾燥や変色が起こりやすいため、冷蔵または冷凍で保存しましょう。

冷蔵保存の場合は、新聞紙やキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、軽く口を閉じて冷蔵庫の野菜室で保存します。これで約10日間保存できます。

冷凍保存する場合は、すりおろしや千切り、スライスした新生姜を使う分量ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて保存します。冷凍なら約1ヶ月間保存可能です。使うときは、解凍せずにそのまま炒め物や煮物に使えます。すりおろしたものは冷蔵庫で解凍すれば、そのまま薬味として使えますよ。(※2)

新生姜の保存ポイント

  1. 常温保存はNG
  2. 冷蔵だと10日、冷凍だと1ヶ月ほど保存可能
  3. 冷蔵保存の場合は、新聞紙やキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、軽く口を閉じ野菜室で保存
  4. 冷凍保存の場合は用途ごとにラップで小分けにして、フリーザーバッグに入れて保存

野菜のプロ直伝の食べ方で、新生姜を余すところなく味おう!

新生姜の旬は短く、まさに出回る時期に味わうべき食材です。農家の祖母は、細くやわらかい部分は千切りにして生で食べたり、炊き込みごはんに使っていました。太い部分はそのまま甘酢漬けにし、少し繊維のある部分は炒め物や佃煮、新生姜シロップにするなど、部位ごとにさまざまな工夫をしていました。

新鮮なうちに食べきれない場合は、冷凍保存や、日持ちする甘酢漬けや佃煮にして保存するのがおすすめです。ぜひお試しください。
【参考文献】
(2025/07/09参照)
農家の祖母直伝のレシピはこちら▼
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※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

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