ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

もう茹でない!新生姜の甘酢漬けは驚くほど簡単

Photo by 稲吉永恵

調理時間 5
*漬け込む時間は含みません
野菜ソムリエが茹でないで作る簡単「新生姜の甘酢漬け」をご紹介します。茹でずに作ることで、パリッとした食感と爽やかな辛味を楽しめますよ。また鮮やかなピンク色になるのも魅力。自分好みの甘さに調整できる自家製ガリにぜひ挑戦してみてください。

材料(作りやすい分量)

Photo by 稲吉永恵

茹でない新生姜の甘酢漬けをおいしくする4つの秘訣

  1. 新生姜の下処理と切り方
    新生姜はよく洗って汚れたり傷んだりした部分を取り除く程度でOK。新生姜の皮は薄く、特に皮や皮の近くほど香りが際立つので、包丁でむく必要はありません。キッチンペーパーでこすったりスプーンで軽く削ったりすればよいですよ。
  2. 新生姜の切り方
    茹でずに甘酢漬けを作るため、スライサーを使って薄切りにすると味が染みやすくよい食感が残ります。新生姜の茎の付け根の紅色の部分を漬け込むときれいなピンク色に仕上がりますよ。
  3. 甘酢の黄金比と調整のコツ
    基本となる甘酢の材料は穀物酢と砂糖、塩。割合の黄金比は、穀物酢:砂糖=2:1.5に、塩少々が目安です。本レシピでは新生姜を茹でない分、甘めに仕上げています。さっぱりと爽やかな味がお好みなら、 穀物酢と砂糖の割合を2:1にしてください。
  4. 新生姜の辛さの調整方法
    新生姜を茹でない方法で作ると、新生姜の辛味が残りやすいです。漬ける時間が経過すると少しは和らぎますが、辛味を和らげたい場合は一旦新生姜だけを取り出し1分ほどお湯で茹でて甘酢に漬け直してください。逆に新生姜らしい辛味をしっかり楽しみたい場合は、漬け時間が浅いうちに食べるようにしたり、新生姜のスライスをもっと厚くしたりするとよいです。

作り方

1.新生姜の下ごしらえをする

新生姜を洗う様子

Photo by 稲吉永恵

新生姜を切り分けてよく洗います。
新生姜をキッチンペーパーで拭く様子

Photo by 稲吉永恵

水気を拭き取り、黒ずんだ部分や汚れがあればキッチンペーパーでこすって取り除きます。汚れや傷んだ部分が取れない場合は、スプーンで軽くこすって取り除いてください。

※新生姜の皮は薄いのでむく必要はありません。皮や皮の近くほど香りが際立つので、キッチンペーパーでこする程度でOKです。
新生姜をスライサーで切る様子

Photo by 稲吉永恵

新生姜をスライサーを使って薄切りにします。

※本レシピでは茹でないので、パリッとした食感を楽しむためにもなるべく薄く切るのがおすすめです。包丁で切っても構いませんが、薄く切るのがむずかしい場合はスライサーを使いましょう。

保存瓶に新生姜のスライスを入れたもの

Photo by 稲吉永恵

煮沸消毒した清潔な保存瓶に新生姜を入れます。

2.甘酢を入れて漬け込む

甘酢を鍋で沸騰させる様子

Photo by 稲吉永恵

甘酢の材料を鍋に入れて火にかけます。
保存瓶に入った新生姜に甘酢を入れる様子

Photo by 稲吉永恵

きび砂糖が完全に溶けたら、熱いまま1に甘酢を入れて漬け込みます。

※熱いうちに甘酢を入れて漬け込むことで、きれいなピンク色に仕上がります。

3.冷まして冷蔵庫へ。食べ頃は1〜2日後

保存瓶に入った新生姜の甘酢漬けを手に持ったもの

Photo by 稲吉永恵

甘酢を入れるとすぐにピンク色に変わります。
保存瓶に入った新生姜の甘酢漬け

Photo by 稲吉永恵

蓋をして冷蔵庫で保存します。半日ほどで味が染みますが、あっさりしています。1〜2日経つとしっかり味がなじみ食べごろになります。

もっと楽しむ!茹でない新生姜の甘酢漬けのアレンジ術

定番。お寿司やちらし寿司、冷奴の薬味に

寿司に添えたりちらし寿司や冷奴、トマトをはじめ野菜にトッピングしたりして楽しみましょう。そうめんの薬味にしてもよいですよ。新生姜の甘酢漬けのシャキシャキッとした食感や爽やかな辛味、フレッシュなおいしさを存分に堪能できます。

刻んで料理に。混ぜごはん・炒め物・和え物に

刻んで大葉やごまなどと一緒に混ぜごはんを作ったり、きゅうりの和え物に加えたりしてもおいしいです。キャロットラペやポテトサラダ、タルタルソースなどにプラスすると、ピリッとアクセントが付いてさっぱりといただけますよ。豚肉と炒めてしょうが焼き風にしたり、肉巻きにしたりしてもGOOD。料理に爽やかな酸味が加わり、全体の味をピリッと引き締める効果があります。

甘酢も活用。ドレッシングや酢の物にリメイク

残った漬け汁(甘酢)も無駄なく活用できます。塩こしょう、オリーブオイルを加えて味を調えてドレッシングにしたり酢の物にしたり、すし酢として使ったりしましょう。甘酢に残ったしょうがの風味が料理に活かせ、さわやかな味わいに仕上がりますよ。鶏肉や豚肉と煮たり南蛮漬けのたれにしても。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
レビュー(0件)
emptystar emptystar emptystar emptystar emptystar -
レビューはまだありません
レビューをする
loading
ユーザー名(ニックネーム)
評価(必須)
5.0
大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
画像(任意)
コメント(必須)
レビューをする
キャンセル
レビューが投稿されました
閉じる
このコメントを削除してもよろしいですか?
「」
削除
キャンセル
コメントが削除されました
閉じる

編集部のおすすめ