ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

おいしく活用!大根の皮の味噌汁

Photo by 小嶋絵美

調理時間 15
大根の皮は味噌汁の具材としておいしく食べられますよ。大根の皮の「渋い・苦い・硬い」といったデメリットは、切り方や調理方法、具材の組み合わせを工夫することで抑えられます。ポイントを押さえて、最高においしい味噌汁を作りましょう!

材料

Photo by 小嶋絵美

※大根は先端(下部)のほうが苦味が強いです。より苦味を抑えたいときは、上部の皮を使うのがおすすめです
※油分のある油揚げを加えると、渋味や苦味がやわらぎますよ。

大根の皮は食べられて栄養もある!

  1. 野菜は皮ごと検査されているため、残留農薬についてはほとんど心配せずに食べられます。残留農薬をさらに減らしたい場合は、30秒以上を目安に水洗いしたり、下ゆでや加熱調理をするとよいでしょう。(※1,2,3)
  2. 大根の皮にはポリフェノールの一種であるヘスペリジンが含まれています。ビタミンCの吸収を助けたり、毛細血管を柔軟に保つ作用が期待できます。(※4)

作り方

1.具材を切る

木製の皿に大根の皮と油揚げが盛られている

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大根の皮は千切りに、油揚げは短冊切りにします。大根の皮は硬いですが、千切りにすると食べやすくなりますよ。

2.大根の皮を炒める

フライパンで大根の皮をごま油で炒めている様子

Photo by 小嶋絵美

フライパンにごま油を入れ中火で温め、大根の皮を炒めます。大根の皮が透き通ってくるまでが目安です。大根の皮の苦味は油を使い加熱調理をするとやわらぎますよ。

3.具材を煮る

小鍋で大根の皮と油揚げを煮る様子

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鍋に水とだしの素を入れ、油揚げと2を加えて火にかけます。沸騰したら中火で煮ます。

4.味噌を溶かす

小鍋に大根の皮の味噌汁が入っている

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大根の皮がやわらかくなったら、火を止めて味噌を溶き入れます。

5.器に盛り、お好みで小ねぎを散らす

木製の器に大根の皮の味噌汁が盛られている

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再度火にかけて温め、器に盛り付けてお好みで小ねぎを散らします。

時間が経つと渋味や苦味が出てくることがありますので、できたてを召し上がるのがおすすめです。

大根の皮と合う味噌汁の具材

大根の皮の味噌汁と相性のいい具材は、油揚げと同じく油分のある、厚揚げ、さつま揚げなどです。

最近の市販品は油抜き不要のものが多く、そのまま食べやすい大きさに切って具材にできます。そのほかだと、豚汁の具材に大根の皮を入れるのもおすすめです。

大根の皮でおいしい味噌汁を作ろう!

大根の皮は清潔な保存袋に入れて冷蔵保存できます。傷みにくいので、ある程度(目安として100gほど)たまってからまとめて味噌汁の具材にすると便利です。味噌汁のほか、きんぴらや自家製切り干し大根にしてもおいしくいただけます。栄養も豊富なので、ぜひ活用してみてください。
【参考文献】
(2025/07/14参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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