もうカビさせない!かぼちゃを長持ちさせる【正しい保存方法】

丸ごと常温保存:保存期間1〜2ヶ月程度

Photo by 稲吉永恵

まるごとのかぼちゃは、新聞紙で包んで風通しのよい冷暗所で保存すると、常温で1〜2ヶ月程度保存可能です。カットせずまるごと保存しておけば、追熟して甘味が増しおいしくなります。夏場は傷みやすいため、新聞紙に包んだかぼちゃをポリ袋に入れてから、冷蔵庫の野菜室に入れると2〜3ヶ月保存可能です。

カットして冷蔵保存:保存期間5〜7日程度

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カットかぼちゃは傷みやすいです。水分が残っているとその部分から傷んでカビが生えます。カットかぼちゃの保存方法は、水分が多い種とわたを取り除いて、水分をきれいに拭き取るのがコツ。ラップでぴったり包んで冷蔵庫の野菜室に入れましょう。5〜7日程度保存可能です。

カットして冷凍保存:保存期間1ヶ月

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かぼちゃを長期保存したいなら、冷凍保存がおすすめです。食感や風味を落とさずに日持ちさせることができます。角切りにカットしたかぼちゃを電子レンジ600Wで4〜5分加熱し、冷ましてから水気を拭いてフリーザーバッグに入れましょう。冷凍庫で1ヶ月保存可能です。

かぼちゃが熱いうちにマッシュしてからラップに包みフリーザーバッグに入れて冷凍してもOK。煮物や炒め物、スープは凍ったまま加熱調理し、サラダやコロッケにする際は電子レンジで加熱して味付けをしましょう。

かぼちゃのカビのQ&A

Q1. カボチャのカビを取り除いたら食べられる?/加熱すれば食べられる?

かぼちゃのカビは、取り除いても目に見えない菌糸が広がっているおそれがあるので、食べられません。加熱してもカビ毒は消えないので、食べないようにしてください。

Q2. 冷蔵庫に入れておけばかぼちゃは安全?

かぼちゃの品質によっては冷蔵庫で保管していても、カビが生えるおそれがあります。冷蔵庫に入れているからと過信せず、変色していたらカビが生えたり腐ったりしていないかを確認しましょう。触ってみてやわらかい部分はないか、異臭がしないかをチェックするのが大切です。

かぼちゃのカビ対策を参考に安心安全にいただこう!

かぼちゃはわたや種のような湿った部分からカビが生えやすいです。また見えない傷やかぼちゃ自体の品質によっても、カビが発生するおそれがあります。カビのようなものを発見したら、食べられるものかカビかをきちんと見分けることが重要ですよ。そしてカビの場合は食べずに処分するようにしてくださいね。かぼちゃは水分や糖分が豊富でカビが生えやすいです。鮮度をキープできるように適切に保存することも大切ですよ。
【参考文献】
(2025/04/18参照)
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