ライター : とも花

料理家 / レシピライター

いま注目のアフリカ料理「マフェ」のレシピ

調理時間 60分

2025年4月から牛丼チェーン「松屋」で販売されたことをきっかけに、脚光を浴びている料理「マフェ（Mafé）」。かつてブームを巻き起こしたシュクメルリに続く、次なるトレンドグルメとして注目を集めています。過去には、テレビ東京『孤独のグルメ』に登場したことも！

「マフェ」とは？

マフェは西アフリカを中心に親しまれる料理で、濃厚な味わいが魅力のひと品。特にセネガル、マリ、ギニアなどでは定番の家庭料理として日常的に作られています。

ピーナッツバター、トマト、スパイスが織りなす、独特のコクと奥深い味わいが特徴。具材には肉や甘みのある根菜、オクラなどのアフリカ野菜がよく用いられ、カレーライスのようにごはんにかけて食べるのが一般的です。

材料（2〜3人分）

Photo by とも花

鶏もも肉 1枚(300g)
にんじん 100g
さつまいも 200g
オクラ 6本
玉ねぎ 200g
にんにく 1片
塩小さじ1/2杯（肉の下味）
ホールトマト缶 200g
ピーナッツバター 60g（無糖）
塩小さじ1杯
チリパウダー大さじ1杯
サラダ油大さじ2杯
水 200cc
ごはん適量

ここに注意！

本レシピに使用する「チリパウダー」は唐辛子やクミン、オレガノ、ガーリック、パプリカなど数種類のスパイスをブレンドしたミックススパイスで辛さはマイルド。

よく似た名前の「チリーペッパー」は唐辛子のみを粉にした、とても辛いスパイスです。辛さと風味に違いがあるので、そのままの分量で代用できない点に注意してください。

作り方

1.具材を切る

Photo by とも花

鶏もも肉は余分な皮と脂肪・筋を取り除いてひと口大に切り、下味用の塩をまぶしてもみ込みます。

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さつまいもとにんじんは皮をむき、ひと口大にの乱切りにします。

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オクラはヘタの先端を切り落とし、ガクの硬い部分を包丁で削ぎ取ります。食感を楽しめるよう2～3本はそのまま、とろみ付け用に残りはみじん切りにします。

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玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。

2.具材を炒める

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鍋にサラダ油をひき、肉を入れて炒めます。

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玉ねぎとにんにくを加えて炒めます。

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玉ねぎが透き通ってしんなりしたらにんじんとさつまいもを加えて炒めます。

3.煮込む

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ホールトマトと塩、チリパウダー、水を加えます。煮立ってきたら弱火にして20分ほど煮込みます。

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オクラとピーナツバターを加えて全体になじませます。水分が足りないと感じたら、適宜水（分量外）を足してください。

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10分ほど煮込めば完成です。

4.盛り付ける

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器にごはんとマフェを盛り付けます。お好みでパセリを散らすのもおすすめ。

マフェで西アフリカの食文化を体験

Photo by とも花

日本ではまだ知る人ぞ知るマフェですが、だからこそ作って味わうことで西アフリカの食文化を体験する特別な機会になります。

ひと口食べればピーナッツバターのコク、野菜の甘み、トマトの酸味、スパイスの刺激が複雑に絡み合い、新感覚なのにどこか懐かしい忘れられない味わいが広がります。

少しでも興味が湧いたらぜひマフェ作りに挑戦して、その魅惑のハーモニーを堪能してみてください。

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