材料

・刺身……適量
・水……300c
・砂糖……大さじ1杯
・塩……大さじ1杯

1. ブライン液を用意する

Photo by Uli

水、砂糖、塩をよく混ぜます。

2. 刺身を浸して冷蔵庫に置く

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刺身を浸してラップをかけ、冷蔵庫で10分置きます。キッチンペーパーで水気を拭いて完了です。

ブライン液で洗った刺身の味わいは?

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まぐろ、たい、サーモンのどれにも砂糖の不自然な甘みはつかず、旨味が増して臭みも感じられません。まぐろは特有の酸味がほとんど気にならなくなり、しょうゆをつけなくてもおいしく食べられます。

たいとサーモンにもほどよい塩気がつき、甘みと旨味が引き立っていました。たいは淡泊な旨味が際立って食感が引き締まり、サーモンは自然な甘みともっちり濃厚な食感が絶妙です。

3つの方法で洗った刺身の特徴まとめ

流水臭みは軽減するものの、やや水っぽさを感じる
塩水薄い塩味がついて食感が少し引き締まる
ブライン液旨味と甘みが引き立ってもっちり食感になる
三通りの洗い方を試してみると、それぞれの味や食感に大きな変化がでました。流水で洗うのは手軽ですが、水に浸しすぎると味が薄まるため、臭みのみが気になる場合は3秒ほどさっと洗うのがおすすめ。

塩水とブライン液を使うと、味が薄まらずに臭みが軽減して、おいしさが格段にアップします。時間を置かずにすぐ食べたい場合は流水、氷を用意していて1分だけ待てる場合は塩水、旨味をアップさせたい場合はブライン液で洗ってみてはいかがでしょう。

刺身を適切な方法で洗っておいしく食べましょう

買ってきた刺身の生臭さが気になるときは、ひと手間かけて洗ってみてください。臭みだけでなく、食感を引き締めたい場合は塩水、旨味を引き出したい場合はブライン液を使うのがおすすめです。刺身を洗う際は水に浸す時間や水温に気をつけ、魚の旨味や食感を活かしながら臭みを取りましょう。
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