基本の三色そぼろ弁当
「そぼろ弁当」のレシピと作り方を動画でご紹介します。甘辛そぼろにふんわり炒り卵、彩り野菜を詰めた三色弁当は、見た目も味も大満足。作り置きにもおすすめで、お弁当作りがはじめての方でも失敗しにくいポイントも丁寧に解説しています。 2025年8月20日 更新
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三色そぼろ弁当をおいしくつくるポイント
- そぼろは“調味料と混ぜてから”火にかける
鶏ひき肉に調味料を加えたら、火にかける前によく混ぜておくことでダマにならず、きれいなそぼろに仕上がります。冷たいまましっかり混ぜるのがコツ! - 卵・そぼろは菜箸4本で炒るとふんわりパラパラ
通常の2本ではなく4本使うと、細かく炒りやすくなり、ふんわりきれいに仕上がります。焦らず弱火でじっくりが失敗しにくいです。 - ほうれん草の水分はしっかり拭く
お弁当に入れるときは、水気が多いと傷みやすくなります。冷ましたあとにクッキングペーパーでしっかり水気を取ることで味なじみもアップ! - おかずもごはんも必ず冷ましてから!
温かいまま詰めると蒸気で傷みやすくなり、そぼろや卵がベチャッとしがち。しっかり冷ましてから詰めれば、おいしさ長持ち&見た目もきれい!
作り方
1
ほうれん草の和え物
ほうれん草の根元が汚れている場合は、包丁でこそげ落とします。
※切り落としてしまいがちな赤い部分ですが、甘みもあるのでぜひ一緒に食べてみてください。
2
ほうれん草の根本を4~5等分に裂きます。
※切り込みでもいいですが、裂くことで中の土や汚れが洗いやすくなります。
3
ため水にほうれん草を入れて、やさしく擦るように洗います。
※お弁当に入れるので、土が残らないように丁寧に洗ってください。
4
深めのフライパンに水・塩を入れて沸騰させます。(お鍋でももちろん大丈夫です。)
軸の部分を1分ほどゆでてから、全体を沈めてさらに30秒ゆでます。
※茎と葉っぱ部分の火の通りが均一になるように茎からゆでます。
5
ゆで上がったらすぐに冷水にさらします。
※すぐ冷水で冷ますことで鮮やかなまま色止めされます。
冷めたらやさしく水気を絞ります。
※このとき葉をつぶさないようにやさしく水気を絞ってください。
6
クッキングペーパーでもう一度やさしく水気を拭き取ります。
※お弁当に入れるので、できるだけ余分な水分を拭き取ってください。
7
ほうれん草を2cm幅に切ります。
※お弁当でも食べやすいように小さめに切るのがおすすめ!
8
ボウルにしょうゆ・砂糖を入れて砂糖を溶かしたらほうれん草を加えて混ぜ合わせます。
白いりごまを加えて混ぜ合わせたらほうれん草の和え物の完成です。
9
炒り卵
ボウルに卵を割り入れて溶きほぐします。
フライパンに卵・砂糖・塩・酒を加えて混ぜ合わせます。
※砂糖を入れることで鮮やかな黄色に仕上がります。砂糖の量はお好みで調節してください。
10
弱火にかけ、箸4~5本でやさしく混ぜながら加熱します。
※菜箸を4本使うことで早く細かい炒り卵に仕上がります。
11
少し固まってきたら手早く混ぜます。
12
このまま混ぜ続け、パラパラになったらバットなどに広げて冷まして完成です。
13
鶏そぼろ
フライパンに鶏ひき肉・そぼろの材料を入れ混ぜ合わせます。
※ここではまだ火にかけず、冷たい状態でダマがなくなるまで混ぜてください。
先に調味料を混ぜ合わせることで味が均一にいきわたり、きれいなそぼろに仕上がります。
14
中火にかけ、箸4~5本ほどで混ぜながら加熱します。
15
ひき肉の色が変わりはじめたら、ダマにならないように手早く混ぜます。
16
ぽろぽろになってきたら弱中火にし、鍋底に煮汁がほとんどなくなるくらいまで汁気を飛ばします。
17
バットなどに広げて冷まして完成です。
18
おかずはすべて冷ましてからお弁当に詰めてください
19
ごはんを詰めていきます。
全体にごはんを敷き詰めたらそのまま冷まします。
20
炒り卵・鶏そぼろ・ほうれん草をそれぞれのせたら完成です。
お好みでしば漬けなど漬物を添えると彩りがプラスされて、さらに鮮やかに仕上がります。
そぼろ弁当の詰め方のコツ
- 3色そぼろは「まっすぐ横並び」
炒り卵・鶏そぼろ・ほうれん草は、色のコントラストを活かして、一直線に横に並べるのが定番です!真っすぐラインをそろえると清潔感アップします。 - 区切りに「しきりごはん」を使うときれい
ラインが崩れそうなときは、ごはんを箸やヘラでで軽く押さえて溝をつくると仕切りができてきれいに詰めやすくなりますよ。 - 彩りアップに“赤色”をちょい足し!
トマトや紅しょうが、ラディッシュのスライスなどを端にちょこんと添えるだけで一気に華やかになるよ。お花形にした人参も◎
今回のレシピもしば漬けをトッピングして彩りをアップさせてます。 - ごまや海苔を散らして風味をプラス
ごはんの上にごまや刻み海苔を散らしてからおかずを乗せると、さらに風味がアップした三色弁当に仕上がりますよ。
よくある質問
A. おかずをそれぞれ作り置きできます。
粗熱が取れたら、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は冷蔵2~3日を目安にお早めにお召し上がりください。また、環境によって保存期間に差が出る場合があります。匂いや味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら食べるのをやめてください。
A. 作り置きをした料理をお弁当に入れる場合はレンジなどで十分に加熱します。そして、しっかり冷ましてから詰めてください。