ライター : とも花

料理家 / レシピライター

山形国際ホテルのレシピを参考に芋煮を作ってみた

Photo by とも花

山形県で秋から冬にかけて食べられている「芋煮」。SNSでは「山形国際ホテルの芋煮がおいしい!」とたびたび話題にのぼるため、その人気に応える形で公式レシピが公開されています。

県内で作られる芋煮は地域によって味付けや具材に違いがあり、こちらはしょうゆベースの味付けで具材に牛肉を使う内陸中部のレシピとのこと。この記事では芋煮作り初体験の筆者が、実際に作って味わってみた感想を詳しくお伝えします。

作り方

Photo by とも花

材料は、里芋、牛肉、長ねぎ、こんにゃく、しょうゆ、酒、みりん、砂糖。

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こんにゃくはひと口大に切って下ゆでし、里芋は皮を剥いて食べやすい大きさに切ります。

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下ごしらえしたこんにゃくと里芋をアクを取りながら煮て、その間に牛肉と長ねぎを切ります。

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里芋がやわらかく煮えたら調味料を加えてしばらく煮ます。牛肉と長ねぎを入れてサッと煮れば完成です。

しみじみとしたおいしさを感じる温かなひと品

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山形国際ホテルのレシピには具材の分量と作る手順は詳しく書かれているものの、なんと調味料はすべて「適量」との記載が!

そこが一番肝心な部分なのに……」と少々びっくりしましたが、具材に牛肉を入れてしょうゆベースの煮汁で煮れば、あとは作るひと好みの味付けでOKということなのでしょうか。味付けの勝手が分からないため、まずは薄めの味に仕上げてみることに。

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ことこと煮込んだ里芋はやわらかく、芋そのものの味がしっかりと感じられます!牛肉やねぎの風味が加わり、滋味あふれるひと品に仕上がりました。

しみじみとしたおいしさとはこういう味わいのことを言うのだろうと自画自賛していたところ、家族からは「もっと濃い味付けのほうがいいんじゃないの?」との声が。

「もっと砂糖を増やそうか」「しょうゆを多くしたほうがいいんじゃない?」など、好みの味により近づくまで試行錯誤するのも楽しそうですね。

身も心も温まる芋煮をおうちで楽しもう

素朴でほっとするような味わいが楽しめる「山形の芋煮」。公開されている山形国際ホテルの作り方を手掛かりに、何度か試してその家庭ならではの味付けを見つけるのがおすすめですよ。

身も心も温かくする芋煮をおうちでぜひ楽しんでみてくださいね。
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