ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

さんまの骨抜き、どうしてる?

Photo by 山形ゆかり

秋の味覚を代表するさんま。食べるたびに「骨が多くて食べづらい……」と感じたことはありませんか?とくに、子どもや高齢の方の場合は心配です。骨が気になり、食べるのをためらってしまうことも。

この記事では、さんまの骨を驚くほど簡単にスルッと抜く方法をご紹介します。手間も時間もかからずにできるので、さんまをストレスなく楽しみましょう。

材料・道具

Photo by 山形ゆかり

・焼いたさんま……1尾
・箸……1膳

コツ・ポイント

  1. さんま全体をまんべんなくもむ
  2. 尻尾は少し上から取り外す
  3. 頭と胴体をしっかりつかむ
  4. ゆっくりと頭を引き抜く

手順

1. 尻尾を取り外す

Photo by 山形ゆかり

さんまの尻尾を取り外します。尻尾の根元部分より少し上のほうを取り外すことで、骨がうまく外れやすくなります。

2. さんま全体を箸でもむ

Photo by 山形ゆかり

さんまの身を箸で挟み、全体をやさしくもみほぐします。骨と身の間に隙間ができ、骨が抜きやすくなります。

3. 頭を骨ごと引き抜く

Photo by 山形ゆかり

エラの部分に箸で軽く切れ目を入れ、頭と胴体をしっかりとつかみます。

Photo by 山形ゆかり

箸で頭の部分をつかんだまま、ゆっくりと頭を引き抜きます。慎重におこなうことで、骨が途中で折れることなくスルッと抜けます。

スルッと抜けた!骨を気にせず食べられる

Photo by 山形ゆかり

実際に試してみたところ、驚くほどスルッとさんまから骨が抜けて感動しました。尻尾にかけての部分が剥がれにくいので、箸ではさむ際はより念入りにもむといいですよ。

今まで苦労していた骨取りが、こんなに簡単にできるなんて!手は少し汚れますが、その分骨を気にせずにさんまを丸ごと楽しめる喜びは大きいです。何よりも、子どもや高齢の方が安心して食べられるようになるのはうれしいですよね。

編集部のおすすめ