トマト缶を安全に食べるポイント

ポイント

  1. 開封後は別の容器に移して保存する
  2. 開封後は1~2日以内に使い切る
  3. 化学物質や添加物不使用のものを選ぶ

開封後は別の容器に移して保存する

缶詰の開封後は微生物によって影響を受けやすくなります。そのため、残った場合は別の容器に移して。ラップをするか、ふたつきの容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。(※8)

開封後は1~2日以内に使い切る

缶詰は一度に使い切ることが望ましいですが、開封後は一両日中(1~2日中)に食べ切りましょう。

なお、賞味期限は、未開封でパッケージに記載された方法で正しく保管された場合においしく安全に食べられる期間です。開封してからも食べられる期限ではないため注意しましょう。(8,9)

化学物質や添加物不使用のものを選ぶ

ビスフェノールAの暴露が心配な方は、缶の内面にビスフェノールAが使用されていない商品を選ぶとよいでしょう。酸味料(クエン酸)不使用のものもありますよ。

また、缶ではなく瓶詰めを選んだり、ホールトマトを自家製したりすることで、化学物質や添加物を避けられます。(※3,10)

トマト缶は危険ではないが、偏った食べ方には注意

トマト缶が危険だと言われるのは、缶内面に塗装される化学物質や、原材料の添加物によるものだと考えられます。通常の食生活では問題ありませんが、特に妊婦さんは胎児への影響を考慮し、毎食缶詰のような偏った食べ方は避けましょう。自分に合った選び方で取り入れられるとよいですね。
【参考文献】
(2024/09/09参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ