ハードグミがおすすめ！ダイエット中にグミを食べるポイントを管理栄養士が解説

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ライター : 川島　尚子

管理栄養士 / パティシエ

【結論】ダイエット中にグミを食べても太りにくい！

Photo by macaroni

グミは砂糖とゼラチン、果汁などが主原料で、脂質がほとんど含まれないためエネルギーが低いのが特徴です。

加えて1個あたりの大きさも小さい場合が多いことから、間食として数粒食べたとしてもエネルギーや脂質の摂り過ぎにはなりにくい食品だと言えます。ダイエット中に間食が食べたくなった場合はグミを数粒食べると良いですよ。

それでは、ダイエット中にグミを食べるメリットや、ダイエット向きのグミの選び方を詳しく見ていきましょう。（※1）

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ダイエット中にグミが良い理由

エネルギーが低い
満腹感を得られやすい
栄養素を補える

エネルギーが低い

グミはエネルギーが低い食品です。小さいものでは1粒あたり4～5g程度のため、10粒食べても50kcal程度となります。

一般的なダイエットでは消費するエネルギーよりも、食べたものから摂取するエネルギーを少なくして体重を減らします。

食事バランスガイドによると、菓子・し好飲料の一日の目安は200kcal程度です。グミは食べ過ぎなければ、一日の目安をこえてエネルギーを摂り過ぎにくいため、ダイエット中の間食に向いていると言えるでしょう。（※1,2,3）

満腹感を得られやすい

グミは弾力があるのが特徴の食品で、かたいグミを習慣的に食べると咀嚼機能のトレーニングになる可能性があるようです。

しっかりかむと咀嚼中枢に興奮が伝わり、「神経ヒスタミン」という物質が分泌されます。神経ヒスタミンは満腹中枢を興奮させ、食事で増えるぶどう糖の満腹信号より、早く満腹感につながるため、よくかむことは食べ過ぎ対策におすすめです。

また、しっかりかむと交感神経の中枢が刺激され、内臓脂肪の脂肪燃焼が促される作用もあります。ダイエット中はとくに意識してしっかりかむようにしましょう。（※4,5）

栄養素を補える

グミのなかには栄養素を補える商品もあります。ダイエットのためには食事を調整して摂取するエネルギーを減少させるか、活動量を増やして消費エネルギーを増加させるか、両方同時に取り組むかです。しかし、極端な食事制限をすると必要な栄養素が不足してしまうおそれが。

そこで間食としてグミを摂り入れる際は、栄養素が摂取できるものを選ぶのがおすすめです。ただし、あくまでグミは補助的な役割として考え、基本的には食事からバランス良く栄養素を摂取できるようにしましょう。（※6,7）