カトラリーとは？意味や歴史を解説！おしゃれなカトラリーセットも紹介 (5ページ目)

フィッシュフォークは、魚料理に使用するためのフォークです。ただし上記で紹介したように、フィッシュフォークとテーブルフォークのデザインに大きな違いはありません。コース料理では肉用・魚用と区別するために、フィッシュフォークには特別な装飾が施されている傾向にあります。

カトラリーにおけるスプーンの種類の例

ここでは、カトラリーにおけるスプーンの種類の例をご紹介します。ナイフやフォークと比べて固形物を扱う力は弱いですが、液状の料理や飲み物における有用性ではスプーンの右に出るものはありませんよね。

テーブルスプーンとは、料理を取り分けるために用いられるスプーンです。一般的なスプーンよりも大きなサイズであり、魚料理・肉料理・スープ料理などにも採用されています。主菜を食べるためにスプーンが必要な場合に選ばれるタイプでもあります。

デザートスプーンとは、デザート・ドルチェ・スイーツなどを食べるために使われるスプーンです。種類によっては、スープやシリアルなどを食べるためにも用いられます。先端の面は一般的なスプーンよりも楕円形であり、固形物（ムースやプリンなどを含む）が掬いやすい形になっています。

スープスプーンは、スープを掬って飲むために適したスプーンです。先端の面がボウル状になっており、ソースを含む液状の食べ物を掬いやすいデザインになっています。容量が大きいため、盛り付けにも使いやすいスプーンといえます。

ティースプーンとは、紅茶の茶葉の量を量ったり、砂糖やミルクを溶かしたりするために使われるスプーンです。紅茶やコーヒーなどのドリンクと一緒に、ソーサ―に添える形で提供されます。小さく小回りが利くため、瓶詰のジャムや蜂蜜の中身を掬う際も便利です。

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