ライター : 川島 尚子

管理栄養士 / パティシエ

舞茸にカビが生えたか見分ける方法

舞茸のカビを見分ける方法

  1. 色で見分ける
  2. 臭いで見分ける
  3. 状態で見分ける

色で見分ける

舞茸にカビが生えたかもしれないと気がついたら、まずは色を確認しましょう。舞茸に限らず、きのこには白い綿のようなものが付着することがあります。これは気中菌糸と呼ばれ、きのこの表面に菌糸が伸びてできたものです。

これはカビではなく、もともときのこの一部のため、食べても問題ありません。舞茸以外にも、ぶなしめじ、エリンギ、ヒラタケなどにも見られます。気になる場合は湿らせたキッチンペーパーやふきんでふき取りましょう。逆にカビのおそれがあるものは、青や緑、黒などの色が特徴です。カビが生えていた場合はうっかり食べないように注意しましょう。(※1,2)

臭いで見分ける

舞茸に付着しているのが気中菌糸ではなくカビだった場合、臭いにも変化が見られます。カビが生えるとカビ特有の臭いが出ます。カビ臭さや酸っぱいにおいがした場合は腐敗しているおそれがあるため、食べるのはやめましょう。(※2)

状態で見分ける

舞茸にカビが生えていた場合や腐敗が進んでいる場合、異臭のほかに、ぬめりが出ることもあります。状態を見極めて異常があるものは食べないように注意が必要です。

また、舞茸のかさの裏側にある管孔と呼ばれる部位がボツボツと目立っている場合は新鮮なものに比べて食感が劣るため、早めに食べるようにしましょう。(※1,3)

新鮮な舞茸の見分け方

舞茸の見分け方

  1. かさが肉厚
  2. 色が濃く光沢がある
  3. パリッとして水分がにじんでいない
  4. 軸が白く弾力がある
  5. 一株にまとまっている
舞茸を買う際にはそれぞれの状態を良く見て判断しましょう。かさの部分は、肉厚であることと、色が濃くて光沢があること、触るとパリッと折れそうなことが新鮮な特徴です。軸の部分は白くて弾力のあるものが望ましく、子房に分かれてしまっているものではなく、一株にまとまっているものを選びましょう。(※4)

舞茸にカビが生えないように保存するポイント

舞茸の保存方法

  1. 洗わない
  2. 湿気に注意する
  3. 冷凍保存する
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